防音室は、ちょっと無理 でも、簡易防音にトライする【間仕切り】

外部向けの防音室はいらないのだけど、室内向けの防音室みたいのは欲しい。けれど、本格的な防音をすると予算は300万円からで今はちょっと無理。そこで、各種防音効果のある「気休め程度」とされる消音効果のある製品をトライしてみます。今回は【間仕切り】を対象としています。

目次

  • 我が家の騒音の原因と言えば「ピアノ」です
  • 防音室に踏み切れない理由は何か?
  • 今回実行する簡易防音は?
  • 防音室をつくる前にできることもあるのではないか?
  • 本格的な防音室に向けてやらなければいけないこと

我が家の騒音の原因と言えば「ピアノ」です

ピアノ情報を発信している当サイトの騒音の原因を書くとなると、それは書くまでも無いですが、ピアノです。しかし、問題はこれだけではなくて、私の場合は、リビングのテレビの音もあります。

超感度のHSPという性格と内向型の当サイトの管理人パパは、テレビは見ないのですが、家族のテレビがうるさいのです。

本当は防音室に閉じこもりたいのです。

では、そんなピアノの音を緩和するための、防音室について、今回は語っていきましょう。

防音室に踏み切れない理由は何か?

防音室に踏み切れない理由は、その予算もありますが、いくつかあります。

  • 防音室にすると壁の厚さの分部屋がどうしても狭くなる
  • 防音室を使う期間の問題(ピアノ練習がいつまで続く?)
  • 施工時間や整理の問題

防音室をつくる場合、今ある部屋に①防音ボックスを入れるやり方と、②壁に防音資材を取り付ける自由設計方式がありますが、長期的に考えると後者の方がお得です。

しかし、②の自由設計方式では、フルカスタマイズで、壁に防音資材を取り付けることになります。これを売却しようと考えた場合は家の売却の時にしか効果はでてきません。

防音室付き住宅として、中古で販売することくらいでしょうか。

ところが、①の防音ボックスの場合は中古市場があるので、家を売らなくても、売却の道があります。

ここが悩みの1つ目です。

防音の効果を考える場合は、①も②もメリット、デメリットがあり、どちらが良いとも言えません。

また、防音室を使う期間がネックです。既に中学生の今、防音室を300万円で買ったとして、音大まで使うとしますが、10年あるかないか。

自宅を音楽教室にするのであれば、悪くない投資ですが、その予定はありません。このまま自宅を音楽教室にできる環境にはありませんので、中途半端な投資となってしまいます。

ただ、5歳のスタート時点で防音室を買えたかというと、ピアノが続くかもわからいので、それはやはり無理だったと言えます。

また、防音工事をする場合、施工の期間の練習ができないことが問題となります。近くに練習室があればよいですが、そうではありません。

今回実行する簡易防音は?

ここまで書いた理由で、現在は 防音室をつくる段階ではないという、結論に達しました。さて、とはいえ、防音のニーズはあるので、1デシベルでも下がるならよいかくらいの目標で、市販の商材を使って簡易防音をやっていこうと決めました。

今回簡易防音のターゲットになるのは、間仕切りです。

うちの間仕切りは、3つのスライドする戸です。これには改善の余地があることがわかっています。

  • 戸の下部にスキマがありに音が入り込む
  • 戸と戸の重なりにスキマがありトーンエスケープ状態になっている
  • 戸は単なる板であり吸音効果はない

上記の3つの改善ポイントがあるということで、商材を探してみました。

①TideMC ドア防音 ドア 隙間すき間 テープ ドア下部 隙間テープ すき間風防止 防音 防虫 防水 冷暖房効果アップ ドア下部シールストリップ

板の下部にはレールがあります。その部分のすき間を埋めるのがこのテープの役割です。

気休め程度だとは思いましたが、アマゾンのレビューを読んでみると、思いのほか効果があったという日本人のレビューがあったので、トライしてみたくなりました。

効果は、実際に利用した後で記載いたします。

②すき間ふさぎ 防水テー インテリアドアおよび窓 隙間テープ 防音テープ 耐候性 、防寒、防虫 シーリング 室内 玄関 窓 車 (15mm 幅 x 3mm 厚さ x 10M 長さ)

間仕切りのすき間はやく8ミリほどあります。1センチには満たないですが、このスキマはかなりでかいと思います。

そこで、暑さ3ミリの防音テープを購入することにしました。

両側に防音テープを貼れば、約6ミリが埋まり、2ミリの空間になる想定です。若干の効果が期待できると思います。

効果は、実際に利用した後で記載いたします。

防音室をつくる前にできることもあるのではないか?

間仕切りの話をする前の話となってしまいますが、簡易防音をやるまえに、いくつかやれることもあります。

防音のポイントは

  • 音を通過するすき間を減らす
  • そもそもピアノからの音を減らす

などがあります。

カーテンや板、本棚、など、実は部屋と部屋を間に、何かを置くことは、音の通り道をふさぐことになります。

障害物を置くことで、ほんの少しですが、伝わってくる音は確実に減ります。

ピアノには、ふたがあります。アップライトもグランドピアノも同じです。蓋を閉じて練習すれば、もちろん音の量が減ります。

また、アップライトなどでは、真ん中のペダルが、消音ペダルのものもあります。こうすることで、ぐっと音が減ります。

ちょっとしたレイアウトの変化で、音をふさぐことは意外とできたりします。

本格的な防音室に向けてやらなければいけないこと

ピアノを続ける限り、必要なことを上げていくと

  1. ピアノを毎日練習しテクニックを磨くこと
  2. ピアノの練習時間を4時間程度確保すること
  3. 譜読み能力を高めること
  4. 沢山の人生経験を積んで人の心に届く表現ができるようになること
  5. 質の良い練習をすること
  6. たくさんの音楽を知ること
  7. 良い出会いを持つために積極的にコミュニケーションをとること

このくらいのことが、現段階では思いつきます。

これらに防音室が影響するのは、21時以降も練習ができるようになるということで、1番、2番に効果があります。しかし、それ以外にもピアニストになるとしたら、身につけないといけないことが沢山あるので、実は、防音室を手に入れたからと言って、上達するわけでもなかったりします。

防音室がなくても、指練習はできるし、電子ピアノでもグランドの表現力やテクニック以外は、十二分に学ぶことができます。

グランドに触れる機会は、レッスンや、レンタルスタジオで作ることもできます。

防音室+グランドピアノが無くても、やるべきことをしっかりとやれるようであれば、防音室に価値があると私は考えています。

今回の簡易防音で、下がるのはおそらく3デシベルくらいなんじゃないかと思います。

結果をおたのしみにしてください。

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