ピアノの練習の様子について

ピアノの練習における子供の様子を書いておこうとおもいます。

自宅で練習するときは、課題曲を練習します。全部を通してではなく、苦手な場所を目とロームを使って練習します。

でも、その練習に飽きます。

飽きると、歌謡曲、ゲーム、その他好きな音楽を適当に好きに弾き始めます。メロディは絶対音感があるので、ほぼ100%できていますが、伴奏は作らないといけないので、最初はひどいものでしたが、応用が利くので、年々よくなっていっています。これはすごいなと思います。

これに満足すると、再度課題曲に戻ります。

これをループし、限界がくると、ピアノをやめます。

はまっているベイブレードをやることもあれば、ゲームをやることもあります。寝ちゃうこともあります。

充電が終わると再度ピアノに向かいます。限界のときは、ピアノの練習には戻りません。

この練習ペースは先生から指導されたものではなく、息子の気分にあわせて決まっていったものですが、このスタイルは私の学生時代の勉強のスタイルににています。

帰って、休憩して、とりあえず勉強、つかれたらゲーム、それでも再度勉強。たぶん、誰もがこんなスタイルになづのだと思いますが、息子のすごいところは、先にも書いていますが、好きな曲をアドリブで譜面もなしに、休憩時間として弾いていることです。これは、すごいと思っています。※ピアノが好きな子供なら当たり前なのかもしれませんが・・・

 

グランドピアノで練習をする

昨日、足立区にあるトーンフォレスト音楽教室のグランドピアノをお借りして練習をしてきましたので、雑多な口コミ的に記録しております。

注:この話題は、ごく普通の家庭の一般的なピアノ学習レベルですので、ご自宅にグランドピアノがあるお家庭向けではない話です。

グランドピアノを借りてまで、なぜ練習するのか

ずばりコンクールの練習用です。

一般家庭向けのピアノといえば、圧倒的にアップライトピアノかと思います。私の家もアップライトピアノです。(電子ピアノについては、生楽器ではないので、ピアノではないと今では私も認識しています)

しかし、アップライトピアノは、コンクール本番で使うのグランドピアノとはイメージが違うわけです。見た目が違うだけでなく、音が聞こえてくる場所も違う、ペダルの動きも違う。

アップライトとグランドピアノはやはり別物なのです。

コンクール本番で使うものと同じものが練習には最適なのですから、どんなに、工夫すればアップライトピアノでも十分と言われようとグランドピアノでの練習には意味があると私は思います。

練習場所を変えることで適度な緊張感を得る

自宅で落ち着いて、いつものピアノで、練習することに意味はあります。でも、毎日の練習となるとどこかマンネリになりがちです。私の息子も、練習をしているようであまり変化がない日々にどことなく飽きてしまっているときがありました。

そんなときに、レンタルで「グランドピアノ」を使うというプレミア感でモチベーションがアップすると期待しました。実際に昨日の練習では、やる気スイッチが入っていました。

また、コンクールは環境が違う場所での演奏を披露することになります。いつもの場所なら、落ち着いて弾けるのに・・・といった心理的な鍛錬という意味で、自宅ではない場所での練習は意味があると思います。

実は安上がり?

グランドピアノを自宅に配置するとなると、防音設備も必須になります。そうなると、ピアノ+数百万単位での部屋の改造が必要になってきます。

四六時中グランドピアノで練習をしないといけない、プロなら話は別だと思いますが、子供のころのピアノの練習であれば、自宅を改造してまでとはならないと思いました。

今回の場所はレンタル1時間1000円~
週一で毎週通っても5千円で収まりますから、年間通しても6万円程度。

数百万の防音室は、ピアノ講師を目指すなど、本格的にピアノでの生計を考えない限り不要なものであると思います。

さまざまなピアノに触れる機会を得る

一度自分のピアノを手に入れてしまうと、他のピアノで練習する機会がなくなります。

しかし、ピアニストは常にピアノを持ち運べるわけではありませんし、ピアノを選べない状態でピアノを弾くことが多いはずです。

そんなピアニストならではの課題として、どんなピアノでも自分の演奏をするというのはあるはずです。

レンタルで、さまざまな種類、さまざまな状態のピアノに触れることはそれだけで、得るものが多いはずです。

今回の感想

グランドピアノじゃなくても練習はできるわけですが、音のちがいはやはりあることが実感できました。自宅ではピアノの周りにモノが置かれてしまったり、音の反響がよくなかったりで、やはり状態がよくないのを感じもしました。

また、いつもとは違う場所となるとやる気がでます。初めてのことには、楽しさがありますからね。

ということで、今後もグランドピアノを借りての練習をしていこうと感じた次第です。