東洋ピアノをご存知ですか? ~その出会いは偶然だったのか必然だったのか?~
キーボードでリトミックを始め、ピアノの練習には、最低でも電子ピアノがないとダメといわれ、20万円ちょっとの電子ピアノを買ってから2年後の出来事でした。
「電子ピアノじゃ、練習にならないですね」
そうピアノの先生に、やんわりと告げられたのは…
続きを読む グランドピアノに可能な限り近づけた伝説のアップライトピアノ-アポロピアノ SSSシリーズとの出会い-キーボードでリトミックを始め、ピアノの練習には、最低でも電子ピアノがないとダメといわれ、20万円ちょっとの電子ピアノを買ってから2年後の出来事でした。
「電子ピアノじゃ、練習にならないですね」
そうピアノの先生に、やんわりと告げられたのは…
続きを読む グランドピアノに可能な限り近づけた伝説のアップライトピアノ-アポロピアノ SSSシリーズとの出会い-今回は、ピアノの椅子を買いなおしたので、そのことに関しての話をしたいと思います。
ピアノの椅子は、大きく分けて背もたれのあるピアノ椅子と、背もたれのないピアノ椅子の2種類があると思います。
おそらく幼児期や生徒としてピアノ教室で練習を行う場合や、ピアノコンクールなどでは、上記写真の左側のピアノ椅子が使われていると思います。
一方で、成長し大人になり、プロのピアニストやちょっとしたピアノ弾きとなると右側の背もたれのないピアノ椅子が使われることがほとんどになります。
なぜ、このような違いがあるのかの私は答えは持っていませんが、イスの高さの調整のしやすさは、明らかに左側の椅子ですので、成長期には背もたれのあるほうの椅子が使われるのだと思っています。
一方の右側の椅子は、高さの調整は、ネジを回して行うので、頻繁に人が変わる場合は調節に時間がかかり使い勝手が悪いです。なので、同じ人が長時間弾くような場合には、右側のイスでもよいと思います。
また、背もたれの有無に関してですが、ピアノを弾く際に背もたれに背をつけることはなく、演奏の際に背もたれを使うことはありません。そのため、ピアノ演奏においては、左側のイスでも、右側のイスでも問題ないとなります。ところが、椅子の運搬のしやすさとしては、右側の椅子が明らかに良いです。
宅急便で発送するにしても、背もたれがない方が安上がりです。
これらの認識から、これまで私の息子には、安上がりで経済的な右側のイスを使わせていたのですが、このブログでも書いている通り、息子は音楽中学校に通っております。また、ピアノを弾く姿勢の大切さ、またタッチの角度の大切さ、たくさんの面から、椅子にも気をつけた方がいいことがわかってきています。
また、メーカーについても、結論としては教室やホールでも使われることの多いヤマハ製にしました。国内でピアノを弾くのであれば、圧倒的にヤマハのピアノが多く、必然的にヤマハの椅子が使われることが多いでしょうから、買うのであれば、ヤマハにした方がよいとの判断から、ヤマハの椅子にしました。
購入する椅子が決まった後は、価格の安いところを探したのですが、アマゾンにも出品がありましたが出品されていたものは楽器屋さんが販売しているもので、特に割引はありませんでした。そこで、ポイントサービスを狙って楽天のお店を探しますと、定価でポイントサービスのポイント付与率が高いお店がありましたので、そちらで買うことにしました。
また、ヤフオクで中古を検討したのですが、送料の5000円以上の負担をしながら、中古なら、送料負担がないが定価で販売された新品を買った方が長期的にはよいとの判断で、新品にしています。
なかなか、良い買い物になったかと思います。実際に買ったのは、下記のリンクからいけるお店の、ヤマハのピアノ椅子 No.5 です。
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イスなんて、どれでも同じという考え方もありますが、姿勢のこと、タッチのこと、音色のことを考えると、実は、どれでもよくはなく、正しい姿勢に一番早く近づけるイスがよいということになるのです。
このページでは、基本的に、ピアノにまつわる小話を中心にブログサイトとして、やってきましたが、アコースティックピアノの紹介もやってみたいなぁという思いは以前からあり、、ずっと頭の片隅にあったのですが、そろそろいいだろうということで、アコースティックピアノに関する紹介ページについても掲載することを決意しました。
このサイトの前身となる、http://chigyo.com/pianoを4年ほど前に、作り始めたころは、私のようなずぶの素人が、アコースティックピアノについて語るんなんて、恐れ多くてできない!という頭でいましたが、最近は、息子が音楽中学校に行くこと、それのお供で、いろいろ情報を聴いたり、調律師さんに話を聞く機会も増え、知識がちょっぴりたまってきたので、調子にのっているところがあります。
けれど、私は、やはりピアノを買うなら、本物のアコースティックだ!という思いが消えませんし、電子ピアノがアコースティックピアノを超えることはないという現実を目の当たりにしている今、やはり、紹介するなら、アコースティックだろ!!!ということで、始めました。
どのページも今中古でお店が売っているものをチョイスして紹介しているものであり、私自身が売っているものではないことは、ご理解ください。いいものだけを選んで、ご紹介したいと思っているので、よろしければ、今後気になるときに参照いただければと思います。
よろしくお願いします。また、誤りなどの記載があれば、コメントいただけますと大変助かります。
先日調律師さんと立ち話程度に聞いた話です。調律師をやっていて大変なピアノってどんなピアノですか?という問いかけをしました。
私は、グランドピアノかつ、コンクールやコンサートでのクレームを想定していたのですが違いました。
某・東南アジアで、作られたり、オーバーホールされたピアノが一番厳しいらしいです。湿気と温度が違うところで制作されるため、それをそのまま日本に持ってくると、気候の違いで、全然あわなくなるらしいです。
うそか本当かは、あなた次第ですが、あながち嘘ではないかと私は感じます。
確かに、日本に持ってきて10年ほどたつのであれば、安定はしている気がしますが、温度と湿度の違うものを持ってきて、そのまま使うとなると、木の状態だって変わるし、接着剤などの樹脂の乾燥の仕方だってかわります。
現地で安定していたものを日本に持ってくれば、それは不安定になるでしょう。だからこそ、アコースティックピアノなんだと思います。
お値段優先で、安いアコースティックピアノを検討される方もいるかとは思いますが、その辺大丈夫かをお確かめの上、ご購入を検討されるとよいかと思います。
本日も、読んでいただきありがとうございました。
ヤマハは楽器の総合メーカーであり、日本一、否、世界一のピアノ販売メーカーであり、あのベーゼンドルファーも傘下に収める最強とまで言える世界の楽器メーカーです。
そのヤマハが作ったハイブリッドピアノ「アバングランド」は、グランドピアノの代用品として練習に使える楽器かと思いまして、今日実際に試弾をしにいってきました。
行った場所は、自宅から一番近い、イオンレイクタウンの島村楽器です。
(写真は、レイクタウンひなまつり展示:鴻巣が有名ですからね)
https://www.shimamura.co.jp/shop/laketown/
具体的に言うと、ヤマハのホームページで電子ピアノを全部眺め、一番グランドピアノの代わりになる可能性の高そうな「アバングランド」を選定し、そして、実機のあるお店ということで、行ってまいりました。
以前から、電子ピアノはダメだってことは知っていたのですが、それでもやはりグランドピアノを家に置くのは、まだ抵抗感がありまして、電子ピアノを再度検討してみたわけです。
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朝10時過ぎ、まだ空いている時間にいってまいりました。島村楽器店にいくとローランドがたくさんあり、ローランドのグランドっぽい楽器が店の前に並んでおり、どこに、このアバングランドのN1が置いてあるかわかりません。
そこで、店員の方「I.S」さんが声をかけてくださり、N1の場所を教えていただきました。普段はお店の方とは、お話をしないのですが、今回は本気で探す理由があったので、詳しく話し込みました。
キーボード、電子ピアノ、アップライトで、グランドを探しているが、電子ピアノで代用できないか、その相談をしましたが、すぐにわかってしまったことは。
そもそもピアノの音作りはピアノでないとできないこと、電子ピアノはやはり、追いつける可能性が見えないこと。いやー前から、私もそれを知っていたのですが、店員さんにそう言われると改めて、電子ピアノがダメなことが鮮明になってしまいました。
実際に子供に試弾してもらい感想を聞いたのですが、演奏する側としての意見は、自宅のピアノとは違った使い方ができるので、興味がある。でも、自宅の電子ピアノの代わりになるかというと、それも違って、自宅の電子ピアノもそれはそれで使い道がある。また、アップライトピアノは、特定の音を引いた時に、別の音が他の弦に響くのだけれど、それが電子ピアノにはなかったと、当たり前の倍音の響きサポートなし問題を、言われていしまいました。
ということで、電子ピアノでは、コンクールで勝負できたりの音作りができないのだということが、改めて鮮明になってしまいましたので、検討余地なく、買い替えるなら、グランドということになりました。
また、グランドが置けないという場合は、最高峰のアップライトだという意見もいただきましたが、それもその通りかと思いました。
グランドピアノが、ピアノという楽器を使う上での正式なフォームである以上、今後も電子ピアノがその地位を揺るがすことは、ないのかもしれません。
ということで、防音室+グランドという方向での検討をはじめていこうということで、私の子供の音楽中学校入学に伴うピアノ購入の旅は、振出しにもどりました。
本日も、読んでいただき誠にありがとうございました。
ピアノの世界三大メーカーと言えば、スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタインであるが、ベーゼンドルファーはヤマハに買われていたり、スタインウェイも投資ファンドの持ち物だったり。
いずれにしても、経営はうまくいっていない。
そういう意味でビジネスとして成功しているのは、ヤマハなのは間違いないのであろう。
さて、そんなヤマハの実力を知れるのは上の動画である。
https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/pianos/premium_pianos/cf_series/index.html
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上のリンク先のようにYAMAHAのCFXは日本国内であれば、2000万円弱で買えるが、上の動画では3600万円の価格になっている。とんでもない値段だ。もしかしたら、関税などでの価格なのかもしれない。
いずれにしても上の動画を見る限りでは、圧倒的にヤマハのCFXは音がいい!
日本では、いつかはスタインウェイと、車でいうとメルセデスあるいはBMWのあこがれで、楽器を買ってしまいがちだが、音だけでいうならヤマハだってすばらしいと感じました。無駄に税金を払わないで、良い音をとなるなら、国内メーカーでもいいものはあるんだ、日本は恵まれているよねと私は感じます。
ブランド力、経済力、そのような視点で立つとヤマハなんですけど、実際に体験してみると
ヤマハ???
なんですよね 期待しすぎてバイアスがかかっているのかもしれませんが、事実そう私も感じてしまったんです
すごく共感できたWEBがあったので、今日はこんなことを書いています
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/956218.html
音楽は、教育すべきものではないんです、楽器を作ることと、人を育てることは違うんです
そして、ピアニストは、人なんです
なので、教室ではなく、結局は人なのですが、ヤマハはマニュアルがしっかりしていて、それが強すぎなのかもしれませんね
教室の平均的な品質は高いのかもしれません
でも、だからといって、ヤマハだけを最良と選ぶのもどうかと思っていました
ある楽器店にいったときのこと、目隠しして楽器を選ばせて欲しいといった、とある有名なプロミュージシャンがいて、その方が選んだピアノは、ヤマハ以外だったという話を聞きました
裏話を聞けば、結局日本のピアノは、ヤマハがすべての始まりであり、どのメーカーもその下請けの寄せ集めで、ピアノバブルの頃は、中身は似たりよったりだったという話です
つまりは、自動車や電気メーカーと同じ構造ですよね
その流れで、ヤマハ発動機と同じような経営をしていたことを想像できなくはないですね
もちろん、ショパンコンクールに、ピアノを出している他の日本のピアノ、カワイのピアノの成績はよくはないです
ですが、選ばれないというのはありますが、そんなカワイを選ぶピアニストもいるんです
私もこれからも、ブランド力は抜きにして、自分が好きな物、良いと感じたものをいいと選びたいと思います
昨日、知り合いのピアノの先生が新しいグランドピアノを買うということで、10万円で譲ろうかという話をもらったのですが、ほとんど悩まずにいらないと決断しました。
なぜか?ってところを書いてみようかと思います。
まず、まだ防音室を作っていないというのがあります。アップライトピアノにくらべ、やや音が大きい言われていますから、置けたとしても音の問題がでます。もちろん、置ける場所の準備が整っていないことも理由のひとつです。
個人教室の先生のピアノ教室で使っていたグランドピアノということなので、よく使っていたと思うので、何かしら維持の為のメンテナンスが発生しそうであること。弦の交換も考えられるのですね。
もう一つの理由は、息子のトリル練習でも困っていない様子のためですね。東洋ピアノのSSS機能を積んだアポロを使っているので、特に困らないと息子がいいます。グランドピアノと違いはあるはずですが、練習が出来ないほどの、技量がまだないようなので、必要ないということなんですね。
理由というか、強気というか、もし私が家にグランドピアノを置くことになったときは、それはかなりそちらの道にいくという覚悟と意思が息子に宿ったときしか考えられないし、グランドピアノは場所の問題があるので国産の古いものは値段がつかないと聞きます。だとすれば、わざわざ防音室を作って、グランドを置くなら、値段の下がらない海外のメーカーを無理して買うんだと思っています。中古で売れるピアノしか、グランドを置くなら考えられないんですね。
ということで、グランドピアノは今は不用という結論に。
河合楽器のおもちゃのピアノから始まった、わたしの息子のピアノおけいこですが、グランドピアノなんて、家の一室がピアノになってしまうから邪魔だから一生買うとか思うことは無いだろうなぁと思っていたわけですが、今は、いつグランドに切り替えないとダメになるか、今か今かと、考えている日々がありますので、そのことを書いておこうと思い記録します。
ピアノを弾いたことのない人間からしたら、電子ピアノもピアノでしょ!?って思うと思いますし、キーボードでもいいじゃんと思うんです。だって、私もそう思っていたんですから。ですが、今は、まったくもって、生ピアノじゃなきゃダメだということを、理解するに至っています。
じゃあどこがダメなのか?
今でこそスマホのカメラで、きれいに写真を撮ることができるのですが、一昔前は、デジタルカメラなんて、プロには使い物にならないという時代があったことを覚えていないでしょうか?絵の色をデジタル数で表す画素数があるわけですが、これがものすごく増えたことで、色のバリエーションが増えて、いつしか、デジカメがアナログと同等、あるいは加工のしやすさから、デジカメが今はあたりまえなわけですが、この進化が電子ピアノにはないのです。(ファミコン画質が、PS4までの間で劇的に変わっているような変化です。)
デジタルカメラは、今は21メガピクセル超とかいう色の変化をもっているからこその表現力をもつわけですが、電子ピアノはそのような進化をしていません。電子ピアノは、名器とよばれるスタンウェイなどの音を録音したものを、電子的に再生しているだけであり、その音を、大きくするか小さくするかという表現しか、基本的にはないと感じられます(※筆者は構造に詳しくないのですが、楽器の説明からはそのように受け取れます)
また、ペダルを使ったときの踏み込みの変化が電子ピアノでは再現されていないと感じますし、木工製品だからこその、ゆがみ的なもの、木だからこそのくせのようなものが、電子ピアノでは習得することができません。弦をたたくのではなくて、スイッチを押すのが電子ピアノですから、残念ながら電子ピアノが、生ピアノの表現力を手に入れるには、構造的な改革をしない限り無理と考えられます。が、それをやるとすれば大きな研究開発費用が発生しますから、ピアノの需要状況を考えても、実現は難しく、できても値段が高価で事業として成り立つようなものではない気がします。
なら、生ピアノの方がいい(安い)というわけです。キーボードから電子ピアノへの移行を考えているのであれば、ピアノは絶対に趣味でしかやらないという判断をしない限りは、やめるべきです。
アップライトピアノは、自動車であれば軽自動車という表現がなされているのを見たことがありますが、これはかなり的確な表現だと思います。普段の練習であれば、軽自動車でもいいのですが、大勢を乗せるのであれば、大型バスというわけです。アップライトピアノが軽自動車ならば、大型バスは、フルコンと呼ばれる、1台2000万円超のグランドピアノというわけです。
では、軽自動車でピアノの練習はできないのか?というと、これはできるといっていいと私は思っています。音大を目指すとか、演奏家を目指すなら、早めにグランドピアノというのは、確かに理解できます。しかし、それを車の世界に当てはめるなら、庭にサーキット場をつくって、最初からF1マシンで練習をするような感じでしょうか。
プロのレーサーもカートからスタートするわけですから、ピアノの練習であっても、アップライトピアノでも可能だと思います。
しかし、アップライトにも限界があります。どこにでてくるかというと、まずは、トリルにでてきます。鍵盤を押した(叩いた)後の戻りのスピードが、重力を利用しているために構造上シーソーのようなグランドピアノの方が早いというわけなんですね。
トリルを多用し始めるのはソナチネくらいからですから、それまでにはグランドという考え方もありますが、かといって、高速なものでなければ、アップライトピアノでもカバーができます。しかし、メトロノームのテンポを上げて高速なトリルを美しく奏でるということを、意識したあたりから、アップライトピアノの限界が見え始めます。
息子の場合も、今のところはトリルでの限界は見えていないのですが、気になることがありました。ピアノを打鍵した後の、指を戻す「癖」に関する懸念です。
白鍵や黒鍵を引いた後に、指を上に戻す力の加減の感覚的なものが、アップライトとグランドピアノの練習で違ってくるのではないか。おそらくかなり微妙な加減ではあるが。
アップライトよりもグランドピアノの方が、指を上げてくれる力が強いとなると、弾いた後に自動的に指が戻ってくれる感覚をグランドピアノでは持つのではないか。
アップライトだと、
音を出す – 指を上げて – 次の音を出す – 指を上げて – 次の音を出す
グランドピアノだと、
音を出す – (そのまま) – 次の音を出す – (そのまま) – 次の音を出す
上記のような癖が、残ってしまうのではないかという、疑いが今あります。
とはいえ、昔はポケベルを使ってた人が、ガラケーをもって、スマホへ移行とすんなりいけてるように、昔はアップライトだった人も、すんなりグランドに移行できるような気もするので、これがグランドから練習しないといけない決定的な理由にはなるとは思いませんが、常に評価はグランドピアノを弾いている時に行われるので、その評価がマイナス的な印象につながってモチベーションの低下に影響してしまうことがあるのであれば、最初からグランドピアノということになる気がします。
グランドにしなければいけないと感じているところは、今のところこれだけなのですが、他にもあるはずなので、気づいたところで、このブログで書いていこうと思っています。
本日は、昨年お願いした調律師の方にアップライトピアノの調律を1年ぶりに実施していただきました。いくつかメモを残しておきたいとおもいます。
・チューニングの狂い
・アップライトだからのねじの緩み
1年前に調律をした際には、強制的にリハビリをしてもらったわけですが、やっとどうにか、まともな状態になったという状態だそうです。といっても、私が弾いた感じでもかなり良い状態だと思えるので、最良の状態ってどんなだろうという感じです。2時間くらいは調整していただいてました。
いつもレンタルでつかっているグランドピアノと弾いた感じを比べてみても、調律後の自宅のピアノの方が音がいいと感じてしまうので、調律師30年のベテランの腕前は、すごいもんだなぁと思いました。
・店員の給料は20万円いかない
・音楽は飯を食うのは厳しい
・演奏家は絶対に先生もやらないと食っていけないというか、学校の先生がやはり安定して、生きるなら一番いい
・腕を磨きたいなら桐朋に通う
・ヴァイオリン(弦楽器)をやる人程家柄がいいことが多い
・調律師はバブル期は年150人とか生まれたが、今は年30人くらいで、女性ばかり
国産のピアノは、新品を買う人が多く、中古が敬遠される状況なので、グランドピアノの国産品が、今は一番人気がないらしい。とはいっても、今の新品よりも木材の状態は良好なので、新品を買うくらいなら中古が圧倒的にお得であるとのこと。
金持ちであれば、スタインウェイを中古で買えば、資産価値が消えない=残るので、結果的に、一番お得とのこと。ブランド志向は消えることが無い。中古の外車に近い感じのようでした。