ピアノ教室の種類
ピアノ教室には、3種類があります。ヤマハやカワイなどの楽器メーカーが運営している教室、音楽大学に付属している教室、そして個人教室です。
どの教室が良いかは迷うところですが、どのような傾向があるかについて、書いていこうと思います。
大手の教室 | 数が多い |
音楽大学付属の教室 | 数が少ない |
楽器店に付属の教室 | 地域による |
個人教室 | 地域による |
大手のピアノ教室の特徴
- 独自教材が充実している
- 発表会が毎年行われる
- コンクールが毎年行われる
大手の強みは独自教材や大規模だから可能な発表会やコンクールの充実です。
楽器メーカーであるヤマハやカワイのピアノ教室であれば、安心して任せられるのではないかという思いもママやパパにはあると思います。
音楽大学付属の教室の特徴
- 教授レベルのレッスンも可能
- ソルフェージュレッスンなど本格的なレッスンが行われる
- 藝大出身の先生が多い
音楽大学は身近な存在ではありませんが、付属のピアノ教室があることが多いです。
コンクールなどはないものの音大を目指し本格的なレッスンを受けるとなると、付属の教室に通うことになります。
また音楽大学付属の教室には藝大出身の先生も多く、ハイレベルがレッスンが期待できます。
楽器店に付属の教室の特徴
- 会員特典がある
- 先生は個人教室の先生
楽器店に付属する教室にはあまり特徴はありません。先生は個人教室の先生が掛け持ちでやっていたりします。
レッスン室の利用や楽器購入時に会員の特典があるところもあるようですが、家が近い場合は、検討の余地のある教室の認識です。
個人教室
- 先生および経営者次第
個人のピアノ教室は、先生および経営者の考え方でいろいろありすぎて、特徴を書くことはできません。
先生の考え方で、ピアノに対する姿勢も変わってきます。音大入試のための先生も入れば、おけいことしてのピアノ教室をやる方もいて、これが特徴というものはありません。
掛け持ちの先生が多い
大手のピアノ教室は、安心した教材が揃っています。しかし、フタをあけてみると、実態は、個人教室を運営している先生が所属して、先生を掛け持ちしていることが多いです。
ピアノと生徒がいれば成立するのがピアノレッスンですので、お客さんを集めることができれば、仕事が成立します。そのため、集客力のある大手の教室や楽器店に付属する教室に生徒が集まる現状から、先生もその教室に所属して、独立の機会を探しているのが現状です。
選び方
私がおすすめする理想の選び方は、まずは一番近いピアノ教室を体験するところからだと思っています。大手であれ、個人教室であれ、門を叩けば、すぐに印象がわかると思います。
音楽で進学することになれば、最終的には音楽大学に行くことになるになるので、どの教室にいたとしても、教室を移ることになります。
そのように考えると、小さいうちは、身近で通いやすい教室で、ピアノに触れて、お子さんの成長ペースに合わせて、教室を変えるのが理想だと感じます。
コンクールで成績を残すなど、上達していくのであれば、音楽大学付属の教室に移ることを否定されることもありません。
特に小さいうちは身近なところの方が、ママとパパの負担もすくなくていいと思います。あとは、その教室が、しっかりと向き合い、最後は、お子さんが練習をしっかりするかにかかってきます。