音楽中学校の学園祭に行ってきました

皆様お久しぶりです。

先週の週末は、音楽中学校での学園際がありまして、演奏会も行われており、我々家族は、中学校の方に行ってきました。

この学園祭は、中学生・高校生が同時に学園祭をやるものでしたが、メインは高校生が主体となって活動するのが学園祭のようで、息子は中学1年生なので、今回は参加してみたという感じでした。

いくつか出し物もありましたが、良くも悪くも、まさに中学生という感じの雰囲気でした。

さて、音楽中学校で通っているからこそのイベント、演奏会がありました。息子も、強制的に出場が決まっておりました。

演奏楽曲は、ハイドンのソナタで、約1か月程度の練習期間で仕上げるしかない状態で、短期で仕上げ望みました。

その演奏を、今回はユーチューブにアップしたかったのですが・・・

学園際の撮影のOKはいただいていたのですが、残念ながら、この演奏会の撮影はNGとなっておりまして、今回は、ユーチューブなどで公開することができません。

なんといっても、親は自分の子供の演奏を保存する手段がありません。これにはショックを受けてしまいました。

本当に残念ですが、申し訳ありません。

演奏の結果については、これまでで一番ゆとり上がり、テクニックも向上した演奏となっていましたが、あまりにも綺麗に弾きすぎて、×感情が入っていかない感じになってしまったという課題が出てしまいました。

悪く言うと、×個性がない

最初から最後まで、素人にわかるレベルのミスタッチがなくなったところは、非常に成長を感じられましたが、音楽ホールのピアノの演奏方法・演奏表現に、慣れていないところが見られ、そこはマイナスでした。

本人も、そのことは、理解していたようです。「自分を出せなかった」と言っていました。まぁ、認識しているだけ、ましでしょう。期間も短かったこともあり、期限で精いっぱいというのもあったのは事実です。

よしとしましょう。

で、この演奏会ですが、学園祭のレベルと比べると雲泥の違いがありまして、音楽家のたまごによる、演奏会となっていて、音楽教室の発表会に比べると、明らかにレベルが高いものでした。

もちろん残念な演奏をしてしまう方もいますが、ある程度の水準は上回っている感じでした。

中学3年、高校生、そして、大学卒業生の演奏まで聴けましたが、学年が上がれば、上がるにつれて、明らかに演奏がよくなっていくことがわかりました。

音の出し方、音の消し方、音の粒のバランス、全員が全員できているわけではありませんが、やはりできる子は、ちがいます。

音楽大学付属の学生の演奏というのは、すばらしいものだと感じました。

 

 

KAWAIのトムソン椅子を申し込みました

先日ネット注文をして、在庫がないとキャンセルしてしまった、ヤマハのピアノイスなのですが、10月まで入手困難とお店に一方的にキャンセルされてしまったので、正直なところショックでした。

在庫がないのは仕方がないとは思うのですが、一方的なのはやや乱暴に感じました。

さて、ピアノイスですが、ややこだわっています。こだわるのは理由がありまして、やはりピアノのタッチに影響するからですね。

いつもの姿勢で、いつもの感覚で弾かないと、空振りや力不足で、ミスタッチにもつながりますし、てこの原理の応用で打鍵して音がでる楽器のため、1ミリのズレが響きにも影響してくると考えるので、こだわらざるを得ません。

YAMAHAがダメなら、KAWAIでしょ!ということで、ネット通販を探したのですが、どこにもKAWAIの通販はありませんでした。

あるのは、YAMAHAか甲南のみ。

こうなってくると、KAWAIが希少価値に思えて仕方なくなってしまいました。ということで、KAWAIのサイトで申込を行いました。

http://www2.kawai.co.jp/tp/related_goods/detail.asp?id=10102002

お客様情報で、ピアノの情報を入力する必要があったのですが、現在のピアノはKAWAIのものではないので、もしかしたら、またもや拒否られるかもしれませんが、KAWAIさんに一旦お願いしました。

今度は、買えることを祈っております。

ピアノ椅子を買いなおしました

今回は、ピアノの椅子を買いなおしたので、そのことに関しての話をしたいと思います。

ピアノの椅子は、大きく分けて背もたれのあるピアノ椅子と、背もたれのないピアノ椅子の2種類があると思います。

      

おそらく幼児期や生徒としてピアノ教室で練習を行う場合や、ピアノコンクールなどでは、上記写真の左側のピアノ椅子が使われていると思います。

一方で、成長し大人になり、プロのピアニストやちょっとしたピアノ弾きとなると右側の背もたれのないピアノ椅子が使われることがほとんどになります。

なぜ、このような違いがあるのかの私は答えは持っていませんが、イスの高さの調整のしやすさは、明らかに左側の椅子ですので、成長期には背もたれのあるほうの椅子が使われるのだと思っています。

一方の右側の椅子は、高さの調整は、ネジを回して行うので、頻繁に人が変わる場合は調節に時間がかかり使い勝手が悪いです。なので、同じ人が長時間弾くような場合には、右側のイスでもよいと思います。

また、背もたれの有無に関してですが、ピアノを弾く際に背もたれに背をつけることはなく、演奏の際に背もたれを使うことはありません。そのため、ピアノ演奏においては、左側のイスでも、右側のイスでも問題ないとなります。ところが、椅子の運搬のしやすさとしては、右側の椅子が明らかに良いです。

宅急便で発送するにしても、背もたれがない方が安上がりです。

これらの認識から、これまで私の息子には、安上がりで経済的な右側のイスを使わせていたのですが、このブログでも書いている通り、息子は音楽中学校に通っております。また、ピアノを弾く姿勢の大切さ、またタッチの角度の大切さ、たくさんの面から、椅子にも気をつけた方がいいことがわかってきています。

また、メーカーについても、結論としては教室やホールでも使われることの多いヤマハ製にしました。国内でピアノを弾くのであれば、圧倒的にヤマハのピアノが多く、必然的にヤマハの椅子が使われることが多いでしょうから、買うのであれば、ヤマハにした方がよいとの判断から、ヤマハの椅子にしました。

購入する椅子が決まった後は、価格の安いところを探したのですが、アマゾンにも出品がありましたが出品されていたものは楽器屋さんが販売しているもので、特に割引はありませんでした。そこで、ポイントサービスを狙って楽天のお店を探しますと、定価でポイントサービスのポイント付与率が高いお店がありましたので、そちらで買うことにしました。

また、ヤフオクで中古を検討したのですが、送料の5000円以上の負担をしながら、中古なら、送料負担がないが定価で販売された新品を買った方が長期的にはよいとの判断で、新品にしています。

なかなか、良い買い物になったかと思います。実際に買ったのは、下記のリンクからいけるお店の、ヤマハのピアノ椅子 No.5 です。

 

イスなんて、どれでも同じという考え方もありますが、姿勢のこと、タッチのこと、音色のことを考えると、実は、どれでもよくはなく、正しい姿勢に一番早く近づけるイスがよいということになるのです。

ピアノの「暗譜をしてきましょう」の深い意味

皆さん、元気にお過ごしですか?

おそらく多くの方はクーラーの効いた部屋で過ごしていると思いますので、この暑い夏は、外出するときにしか体感しないとは思いますが、だからこそ、体調を崩しやすいので注意が必要です。くれぐれも、お気を付けください。

さて、今日は暗譜についてのエピソードを書いてみたいと思います。先日、ピアノの先生が私の息子に対して

「来週までに、暗譜してきてね」

と伝えレッスンを終えました。暗譜と言いますと、基本的には、楽譜を覚えてきてねということなのですが、ピアノを弾いている皆さんはできていますでしょうか?

「そんなの簡単だよ。覚えたし、弾けるし。」

たいていの方々は、そうおっしゃいますし。小学生や中学生は、そのような認識で、いるとは思うのですが、はっきりっ言って、先生によって、求められていることのレベルが違います。

初心者:音譜だけを覚えるレベル

中級者:休符までキチンと覚えるレベル

上級者:強弱記号やその他の記号、カデンツまで意識し、きちんと覚え表現できるレベル

[the_ad_placement id=”%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%84″]

さらには、完全に仕上げるレベルまでもが、「暗譜してきてね」に含まれているのです。ご存知でしたでしょうか?

はっきりと申し上げると「暗譜してきてね」という言葉は、音楽に対する熱意を試される言葉なのです。

大手のピアノ教室に通っていた頃は、「音譜を覚えて、楽譜を見ないで弾ければOK」という認識があったと思いますが、「暗譜してきてね」ということがどういうことがわかっている今、これからはそれは通用しないということが、親子共々認識できたところです。

暗譜してきてね=仕上げて来てね

ということでした。それが、プロを目指すなら当たり前ということでも、あるわけでですね。