ピアノの「暗譜をしてきましょう」の深い意味

皆さん、元気にお過ごしですか?

おそらく多くの方はクーラーの効いた部屋で過ごしていると思いますので、この暑い夏は、外出するときにしか体感しないとは思いますが、だからこそ、体調を崩しやすいので注意が必要です。くれぐれも、お気を付けください。

さて、今日は暗譜についてのエピソードを書いてみたいと思います。先日、ピアノの先生が私の息子に対して

「来週までに、暗譜してきてね」

と伝えレッスンを終えました。暗譜と言いますと、基本的には、楽譜を覚えてきてねということなのですが、ピアノを弾いている皆さんはできていますでしょうか?

「そんなの簡単だよ。覚えたし、弾けるし。」

たいていの方々は、そうおっしゃいますし。小学生や中学生は、そのような認識で、いるとは思うのですが、はっきりっ言って、先生によって、求められていることのレベルが違います。

初心者:音譜だけを覚えるレベル

中級者:休符までキチンと覚えるレベル

上級者:強弱記号やその他の記号、カデンツまで意識し、きちんと覚え表現できるレベル

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さらには、完全に仕上げるレベルまでもが、「暗譜してきてね」に含まれているのです。ご存知でしたでしょうか?

はっきりと申し上げると「暗譜してきてね」という言葉は、音楽に対する熱意を試される言葉なのです。

大手のピアノ教室に通っていた頃は、「音譜を覚えて、楽譜を見ないで弾ければOK」という認識があったと思いますが、「暗譜してきてね」ということがどういうことがわかっている今、これからはそれは通用しないということが、親子共々認識できたところです。

暗譜してきてね=仕上げて来てね

ということでした。それが、プロを目指すなら当たり前ということでも、あるわけでですね。

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