「小学校」カテゴリーアーカイブ

ピアノ演奏と手の大きさの関係(ナイフとフォークで食事をしましょうか!?)

ピアニストを目指さなくとも、ピアノ演奏を上手になりたいと思って練習してくると必ず出てくる壁があります。

それは、タイトルにも書いた通り、手の大きさの壁です。

日本でピアノの先生というと男性というよりも女性が多いことから、手の大きさは関係ない、工夫・やりようがあると言われますが、指の使い方や生活習慣による筋肉の発達の違い、そして手の大きさが違うことで、トリル等のフォームが影響を受け、音色やリズムに差が出てしまったりするというのを、聞いていますし、それを私も感じています。

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小学生の子供がピアノを練習しないときにやる気をださせる方法

ピアノのレッスンは、幼稚園や小学生の頃に始めないと、本当に上手くはならない特殊な習い事なので、子供の意志よりも先に、練習がはじまってしまうという特殊さがありますよね。

「ピアノが大好き」と子供がでは言っていても、ピアノの練習は、できないことをできるようにするという、練習を伴うので、やる気が無くなってしまうと、まったくやりたくなくなってしまうようでした。

私の息子の場合は、30分くらいは練習ができましたが、それ以上の練習となると、気が向かなくなるようでした。

そんな時に、無理にはさせても意味がないと私は思いましたが、少し遊び心で、「もし、こうやったら、もっと練習するかも?」と、いくつか実験的に試していたことがあります。

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小学校を卒業しました 音楽中学校の入学式まであと少しです

 

2018年3月23日をもって息子は、小学校を卒業しました。振り返れば、まったくもって長くなかった小学校生活ともこれにて終わりです。短かったです。

思い返せば、このブログおよび前身となるchigyo.netのChigyo Pianoを開設したのが、2014年の4月16日ですから、まもなくピアノに関する発信を始めて、4年が経とうとしています。小学校3年生のときに、このブログを始めたことになります。

その当時は、音楽中学校に行くことになるとは思いもよりませんでしたが、2014年3月末にはアップライトピアノを買いました。その後のコンクールでのステップアップを考えると、買ってよかった買い物の一つになりました。

小学校1年生から6年生までの6年間、親としての思い出がたくさんあります。たくさんのことを学ばせてもらいました。すでに子供を育てることを経験された皆様にはご理解いただけるとは思いますが、自分が小学生だった時とは違う感動があります。子供にとっても卒業式ですが、私にとっても意味のある卒業式となったわけです。

今を振り返ること6年前、2012年4月に入学しました。東日本大震災の後で、日本は大丈夫なのだろうかという思いの中、入学したのを覚えています。放射能が学校で検知されたり、歩道で数値が高かったりと、かつてなかった経験の中、小学校に通わせました。そんな中で子供たちは成長し、無事に健康なまま6年生を迎え卒業できたことは、とても感謝すべきことかと思います。

運動会、音楽会、展覧会、保護者会、その他たくさんの行事、イベントで、私も数多く通った小学校。思い出も当然たくさんあります。そこから巣立つことはやはり悲しみが伴いました。

もちろん悲しみばかりではありません、そして、ここからは本格的な音楽中学校での音楽の勉強へとつながっていきます。本当に意味ある進学となるのかは、ここからです。3年後、6年後とこのブログを振り返るとき、この決断について、考えることでしょう。この選択に誤りはなかったのかと。

今は、音楽中学校で、本気でピアニストを目指し頑張ると言っている子供です。私は、期待もありますが、不安や、どれだけ厳しいかの現実も知っていますから、気が気でならない思いですし、卒業に伴う行事で練習をしない日があると、それで大丈夫なのかと心配ばかりをする毎日でいます。

小学校生活の間くらい、自由にやらせればいいのではないか?という気持ちも私も持っていますが、全国レベルの腕がまだないのに、余裕でいていいのだろうか?「君の本気って何?」と親としては思うわけですね(苦笑

さて、そんな卒業式、子供のお祝いでもありますが、親のお祝いでもあるので、この日は、お寿司屋さんに行きました。銚子丸です。

子供と奥様は、卒業式の集まりで食事をしていたようでしたが、夜には家族でお寿司となりました。大変おめでたい食事となりました。しかし、私はお酒には手をだせません。車の運転があるからです。

子供は、調子にのって、サザエも食べたいといいましたが、特別な日なので、もちろんOKを出しました。

天気も良くとても温かい日に、卒業式を迎えられ、一日中結婚式の後のような気分がありました。(といっても、この日、今年3度目の株式市場の急落もあったので、気になることがなかったわけではありません)

来月4月には、音楽中学校の入学式があります。何が待ち受けているかはわかりませんが、またびっくりするようなサプライズが、良くも悪くもあると思いますが、毎日できることの積み重ねを大事に、このブログと共に頑張っていきますので、よろしければ、今後ともよろしくお願いいたします。

本日もお読みいただき、誠にありがとうございました。

 

千本桜の演奏にコメントを頂けました ありがとうございます

3月下旬から4月に書けては桜の季節ですよね!

桜と言えば、千本桜!千本桜といえば、ボカロの定番、「千本桜」ということで、2年前に演奏したピアノ演奏を「Chigyo Piano」名義でもユーチューブにアップロードしております。

少しずつ、視聴数が増えておりまして、大変ありがたいことなのですが、先日初めてのコメントもいただけました、本当にありがたいことです。

ありがとうございます。

この千本桜は、初めて自分で好きな楽曲を演奏してよいという許しをピアノの先生から得て、コンクールではなく、コンサートという形で初めて披露したときの演奏となります。

このころは、音楽中学校に行くなんてまったく考えていなかったし、この後も順調にピアノが続くとも思っていなかった時期なので、いまさら視聴すると、このときの頑張りは、意味があったなぁと思います。

いまさら、この時の演奏を見てみると、指の動きが粗いし、フォームもよくない、椅子の座る位置もよくないと、ダメだしをしたくなりますが、その分今、いろいろ学んできたんだなぁと実感もします。

視聴いただけたら幸いです。

今日は「大切なもの」本番 謝恩会でした

今日は、小学校6年生の謝恩会でした。大変残念なことに、私は仕事で行けなかったのですが、先ほど、録音してもらったビデオを見ていました。私の子供は、オーディションで伴奏をいただき、上で紹介している「大切なもの」を本日を伴奏をしていました。ビデオで確認しましたが、明らかに伴奏しながら歌っていました。

毎回なので、いまさら驚きませんが、学校の合唱曲を伴奏しながら歌う子供なんて、私が子供の頃の小学生や中学生にはいませんでした。

すごいというより、恥ずかしくないの?という感じです。私が、子供の頃は、恥ずかしくて、劇でもわき役、目立たないように心掛けたものです。本当に、どうして、こんな子供が生まれたのか不思議に思います。

さて、そんな「大切なもの」以上にびっくりしたのは、小学校2年生の時に、子供が作曲した曲があるってことでした。謝恩会で、劇をやっていたのですが、その中で、その2年生の時に作った曲を演奏していました。

先ほど、譜面を見せてもらいましたが、五線譜じゃなくて四線譜休符も適当。まぁ、ソルフェージュなんて、つい最近まじめにやったこともあり音楽中学校に入れるレベルになったわけですが、その当時は、まったく音楽の道にすすもうなんてなかったわけで、正しい譜面なんて書けませんよね。

2年生でしたし。譜面も完全には読めてなくて、絶対音感と耳で弾いてたんだと思います。

楽譜にはメロディーしかなく、左手の伴奏は、1週間ほど前にやることになってから考えたそうですが、こういうことも当たり前にできなけりゃ、音楽の道にすすめるわけもなく、まぁ、ようやったというところだと思います。

長いようで、短い6年生。仕事人間だった私も、心の病気があって、小学生の6年は子供と付き添うことになり、充実した6年だったなと、ビデオを見ていてウルウルしてしまいました。

小学校6年生の卒業式が間もなくなのですが、本当に思い出深い6年だったと思います。コンクールの思い出も多く、まさに音楽と歩んだ6年間だったと思います。

次の3年は、音楽が勉強になる、いばらの道ですが、その道も、楽しい思い出になるように、頑張り続けてもらえればと思います。その様子をこのブログでも書き続けられればいいなと思います。

本日も、最後まで、読んでいただき、誠にありがとうございました。

ピアノと勉強の親和性

昨日、東大に行く子供の二人に一人はピアノを習ったことがあるという記事を読んだことがあったので、そのことについて考えてみました。

その記事では、東大に行く子供たちが何を習っていたかを示す調査で、実は一番はピアノよりも水泳だったのですが、そこから見えることを書いてみたいと思います。

まず水泳ですが、これは子供の教育に熱心な親であれば、まちがいなく第一候補にあがってくる習い事だと思います。

最近の小学校、特に都内の小学校では、夏休みに学校でプールを教えるということが減っており、プールが開かれるのは10日未満です。

となると学校で水泳が習えないなら、どこかで補わないといけないと考えるのが親というものです。また、都内であると運動する場所がありません。短い距離で体力づくりができるという点で、水泳が選ばれるのは、合理的な流れな気が私はしています。

さて、肝心のピアノですが、脳を活性化させるとか、頭がよくなるとか言われますが、そこについては私は疑問です。そもそもピアノという楽器は、練習が必要です。それも独りでの練習が必要です。それは、家庭での勉強と同じようなものです。

勉強ができる子供は、宿題もしっかりできますし、短時間で勉強の課題も集中して解くことができます。これはピアノにも言え、集中的に練習曲を毎日練習しなければいけません。

そういった視点から考えると、勉強に集中できる子供は、ピアノにも集中できる。そういうことじゃないかと、私は思うのです。実際、うちの長男は勉強もできますが、次男は勉強は嫌い、ピアノも嫌い、弾こうともしません。

これは、たまたまなのかもしれませんが、この事実が私の場合は目の前にあるので、ピアノをやると頭がよくなるに疑義を唱える根本になってます。

どうなんでしょうね。

YouTubeに歌詞付きのWith you smileの動画をアップしました

昨年動画編集ツールを購入しまして、毎日ちょっぴりづつですが、動画編集能力が上がってきており、先日歌詞付きの「大切なもの」の動画を作ったのですが、調子にのって過去にアップロードしていた「With you smile」のピアノ演奏動画も歌詞付きに編集してみました。

正直なところもとの動画の質がよくないので、うーん。。という感じはありますが、編集の練習ということで、経験値あっぷにそれなりに意味はあるかと思っています。

ここのところ、合唱曲ばっかり聴いていて、頭の中が伴奏色に染まっています。

ちなみに、私が好きな合唱曲は「HEIWAの鐘」だったりします。小学校の合唱コンクールで他校の生徒さんが歌われていたときに気になりよく聞くようになりました。

子供に頼めば弾いてくれるわけで、いつか動画にしてみたいとは思いますが、どうせやるなら、スタジオ録音とかに挑戦したいというのが、私の最近の夢ですね。

といっても動画編集に頑張り始めると、カメラやマイクのグレードにも気持ちが移動していってしまって、根っからのエンジニア魂がそちらに向かっちゃいそうで「いけない、いけない」と思います。

つまらないものですが、閲覧いただければ幸いです。

YouTubeに動画をアップロードしました

本日の午後を使いピアノ演奏動画を作成しユーチューブにアップロードしました。

謝恩会で演奏予定の楽曲です。

大切なもの 作詞作曲:山崎朋子

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小学校とはいえ、ライバルはいますから、2月の私立中学校の試験の合間に練習し、オーディションで競って、いただくことができました。

ご視聴、ありがとうございました。

中学校受験の1年間を書き起こします

このブログの管理者である私とその息子にとってこの1年は激動の1年でした。

今年の初めはもう辞めろと言っていたピアノ。それが、どういうわけか、1年の間に、音楽科中学校への進学になってしまったのですから。

どうしてこうなったのか、自分でも整理が必要ですし、その記録をきちんと残すことで、誰かしらの参考になればいいなということで、記事を時間をかけて書いていくことを本日決意して、書き始めてました。

一気に書き上げるのは性格上無理なのですが、長編にして可能な限り細部まで、適切な表現での記載にし、ノンフィクション的な感じで仕上げられればなぁと思って書いています。

まだ、作成中のページで、仮の文章ですが、気になる方は読んでみてください。

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茨の道no覚悟 ~音楽中学校へ~

中学進学に伴うピアノの先生との別れと新たな出会い

私の息子の私立中学校の入試の話を先週書きましたが、入試が終わり中学校の入学のことを考えるとき、同時にやってくるのは別れです。

小学校の友達との別れ、担任の先生たちとの別れ、子供にとっては様々な別れがありますが、このブログではピアノのことを書いていますから、ピアノの先生との別れについて書いてみたいと思います。

今習っているピアノの先生との縁は6年前、小学校1年生の時からの縁となります。ピアノを始めた5歳の頃は、桐朋学園出身の先生に習っていたわけですが、先生のステップアップで退職され、小学校に入ってからはずっと今の先生に習ってきました。

私たちも最初の頃は、たんなる趣味でやっていたピアノだったわけですが、絶対音感があり、コンクールでも毎年結果を更新した息子だったので、おそらく新卒で就職し、うちの子供を始めて担当した先生にとっても、この6年は貴重な体験になっていただろうと思います。

先生には、私たちのお願いで参加させてもらった関係ない外部のコンクールにも自らすすんで付き添っていただいたり、小学校の合唱コンクールにも来て頂いたり、思い返せば、いろんな思い出があります。

そんな大変お世話になった先生とも、今年の4月でお別れとなることが確定してしまいました。昨年12月のコンクールの予選の結果発表後ですが、どちらが切り出したわけでもなく、お互い時期が来たことを認識していました。

後任は、藝大出身の先生となりますが、正直なところ名残惜しい気持ちもあります。でも、現在の先生自身が教えられることが少なくなってきたと自身で言っている状況もありましたので、巣立ちの時がきたことは先生もわかっていたのだと思います。

もちろん今後一切の関係が切れるわけではなく、子供にとっては毎週顔を会わせていたものが、年に数回だったりと減っていくだけですが、やはり段々疎遠になるのは間違いありません。

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わが子は男の子で、比較的ドライな部分もあり、先生が深いところで心の支えになっていたかといえば、そうでもありませんが、6年間、毎週顔を会わせレッスンいただいた先生とのお別れというのには、それなりに感慨深いものがあるだろうと思います。

思い返せば昨年、コンクールの東京地区本選の帰りに高校受験に伴ってピアノを辞めることを決断したある中学2年生の生徒さんと会話することがあり、それを受けて、私たちの子供がどうしたいのかを確認した日があったのを覚えています。

辞めるのか、趣味として続けるのか

この2択が基本だったのですが、結果的にはどちらにもならず、第3の選択肢が普通科にもスイッチできる音楽中学校への入学でした。

当時は、特待枠なら音楽科のある中学校を考えてもいいと言っていたのですが、今年の頑張りを見た後で、最後はいずれにしても入学させてもいい、と私たち両親は思っていました。

しかし、結果は、自らの力で音楽科の特待枠で入学を決めました。課した課題を見事に突破した息子には、正直尊敬の思いがあります。

こんなことを書いてたら涙が出そうになりました。

新たな先生の指導で、プラスのこともあれば、マイナスのこともあるかもしれません。ですが、それを選んだのも、息子ですから、彼の人生を彼なりに進んでいってもらえたらと、今は思っています。

このブログが将来、とあるピアニストの成長記録のブログとして、参考資料になったら面白いなぁという、アホな妄想を持って書いている私自身ですが、そんなうちの子供がどうなるかを見守る感じで、今後ともこのブログを読んでいただければ、幸いと考えています。

最後まで、閲覧ありがとうございました。