アニメ「ピアノの森」のテンポは早い

ほどアニメ版のピアノの森の第2話を視聴しました。ここのところ忙しいので、リアルタイムに見れておりません。

以前より、全24話ということは知っていたのですが、数が少なく感じまして、もしかしたら最後まで行かないのでは?と思っていたのですが、どうやら違ったようです。

第2話を見ていて、かなりスピードが早いことに気づきました。原作の中の学校や森の端の描写が、結構削られている気がします。

特に森の端あたりの描写では、下ネタ的なものがあったので、NHK的にどうするのだろうか?と思っていたのですが、全面カットで行くような雰囲気を感じます。一部のOKなシーンは作るのかもしれませんが、やはりピアノアニメということで、ピアノをやってるお子様も見る可能性がありますから、そこを配慮してのカットなのかもしれません。

第2話で気になったところとしては、音階練習は、ハノンだったということ。また、音階練習をしたくらいで、子犬のワルツをあれ程まで弾けるとすると天才以外何者ではないというところでしょうか。

原作の漫画だと、裏側にある何かを想像して、読むので理解できるのですが、アニメですと、どうしてもリアル感が増してしまって、音階練習をしないバージョンから音階練習をした後でのバージョンを弾くまでの期間がとても短いように感じられ、3日で音階練習を終え、子犬のワルツを鮮やかに弾けるようになったという印象が感じられ、実際いたら、とんでもない神童すぎて、ちょっと、やりすぎ感を感じます。

このペースで、コンクールに出場したら、雨宮くんに勝てるんじゃないでしょうか?(笑

また、この時点では楽譜も読めない設定ですよね。どこで読めるようになったかの描写は、覚えていなくて申し訳ないのですが、耳だけで、コンクールに挑むというのもすごいですよね。

ソナチネレベルならともかく、ソナタレベルになると強弱やペダリングも当たり前になってくるので、音符だけを拾っても再現できないはずですから、それができているということは、モンスター級の天才児しかありえません。

もちろん、日本人で今まで誰もショパンコンクールで一位の快挙を成し遂げていない状況で、ショパコンに挑むアニメなのですから、そのくらいのモンスター級でなければ、太刀打ちできないということもあるでしょうね。

全体的に感じることとして、NHKのピアノアニメということで、過剰な演出がないことを感じます。スタートはショパンのエチュードで始まり、エンディングで歌ものの楽曲で終わる。

どこか寂しい感じがしちゃいますね。一般人には受けれてもらえない時間帯な気がしてしまいます。

批判というよりは、私の期待とは違ったというところだと思いますが、これからどういう演出で、ショパコンを描くのかそこらへんに期待しております。

来週はどんな展開になるのか楽しみです。

それでは、次の記事でお会いしましょう。

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