昨日、東大に行く子供の二人に一人はピアノを習ったことがあるという記事を読んだことがあったので、そのことについて考えてみました。
その記事では、東大に行く子供たちが何を習っていたかを示す調査で、実は一番はピアノよりも水泳だったのですが、そこから見えることを書いてみたいと思います。
まず水泳ですが、これは子供の教育に熱心な親であれば、まちがいなく第一候補にあがってくる習い事だと思います。
最近の小学校、特に都内の小学校では、夏休みに学校でプールを教えるということが減っており、プールが開かれるのは10日未満です。
となると学校で水泳が習えないなら、どこかで補わないといけないと考えるのが親というものです。また、都内であると運動する場所がありません。短い距離で体力づくりができるという点で、水泳が選ばれるのは、合理的な流れな気が私はしています。
さて、肝心のピアノですが、脳を活性化させるとか、頭がよくなるとか言われますが、そこについては私は疑問です。そもそもピアノという楽器は、練習が必要です。それも独りでの練習が必要です。それは、家庭での勉強と同じようなものです。
勉強ができる子供は、宿題もしっかりできますし、短時間で勉強の課題も集中して解くことができます。これはピアノにも言え、集中的に練習曲を毎日練習しなければいけません。
そういった視点から考えると、勉強に集中できる子供は、ピアノにも集中できる。そういうことじゃないかと、私は思うのです。実際、うちの長男は勉強もできますが、次男は勉強は嫌い、ピアノも嫌い、弾こうともしません。
これは、たまたまなのかもしれませんが、この事実が私の場合は目の前にあるので、ピアノをやると頭がよくなるに疑義を唱える根本になってます。
どうなんでしょうね。