特待枠で音楽中学校に入学できることになりました

音楽中学校の話題が連続して申し訳ないのですが、今日も続編を書きたいと思います。

私の子供は、大手のブランドのヤマハではなく、カワイ音楽教室で週30分のピアノの練習を幼稚園の頃から、普通の習い事として続けてきました。

ところが昨年のことです。

小学校6年生のタイミングで音楽を中学校から本格的にやってみたいかも?と子供が言うので、音楽中学校の進学について、私はいくつかの条件を出しました。

・もちろん入試で合格すること
・一般レベルの入学ではなく特待枠で合格すること
・上級のクラスで勉強も頑張ること
・毎年やっているカワイピアノコンクールの中2までのコースで予選を突破すること
・忙しい中でも音楽の演奏機会があれば、積極的に参加すること

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ピアノなんて茨の道です。合格したから、ハイどうぞなんて選んで良い道ではありません。

入試では聴音と視唱があります。これまでソルフェージュに関しては、まったくやってきませんでしたので、ピアノのレッスンは週1時間のダブルレッスンに変え、ソルフェージュ30分、ピアノ30分で、この1年だけソルフェージュ学習をやらせました。

正直、どれも簡単にはできることではないと予想していたので、全部突破するとはおもっていませんでしたが、結果的には想定外に全部突破して、親はまったく否定できない状態です。

ソルフェージュに関して言えば、これまで、聴音も視唱もまったくやっていなかったのによくぞ突破できたという感じです。絶対音感があったからというのが勝負の決め手だったのかもしれませんが、たった1年でここまでできたのは、それまでのレッスンだったり、ソナタレベルの譜面の理解力で当然というものなのでしょうか。

11月の音楽の試験のタイミングでは、個人のピアノの先生の発表会に出演し、かつ先生の歌の伴奏を務めるなど、ただでさえ忙しい中で、別の曲を平行でやりながら、試験をやりとげていました。

勉強に関しては、まったく学習塾には通っていませんでしたが、ピアノの練習の合間に、自分で勉強して、9割の点数はとれていたらしいです。自己採点なので、もしかしたら8割程度だったのかもしれません。

いずれにしても、今回の音楽中学校入試においては、小学生ながらもかなりのがんばりを見せていたということで、親としては私立中学の進学を許可せざるを得ない状況となりました。

うれしい悲鳴です。

親は強制的にピアノせいとか勉強せいとか、言わず、むしろ、本気なら、やらないといけないもんだと言っていたくらいで、後は子供の頑張りでここまでやってきました。両親は二人とも働いているわけで、監視はまったくできていませんでした。

子供には、これから、たくさんのたいへんなことが起きて、なかなかうまくいかないこと、壁がたくさん立ちはだかるとは思いますが、この1年の頑張りを見る限りは、自分の力でどうにか乗り越えられるのではないかと、思わせるくらいの成長に、びっくりしました。

まったく関係ない世界だと思っていた、音楽大学に、このままだと行く可能性が見えてきた、その入り口に子供が立つことになります。

今年見せてくれた、子供の頑張りの様子を見る限り、仮に音楽が仕事にならなかったとしても、自力でどうにかするんじゃないかと、思わせるくらいの状況でしたから、私は、いろいろな不安がすっとびました。

もう後戻りはできませんので、思う存分ピアノを練習して、いけるところまで、言ってくれればよいと考えています。

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

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