音楽を仕事にする目標があるなら音楽中学校受験だけやってればいい、なんてことはない!

私の息子は、音楽中学校をしている途中であるが、現在の状況を改めて書いてみたいと思います。

音楽中学校を受験するのに必要な試験は、筆記試験と実技試験である。その試験の状況を箇条書きにしてみよう。

・筆記試験(国語、算数) 2月実施予定
・実技試験        昨年11月にパス
・ソルフェージュ     昨年11月にパス
・音楽面談        昨年11月にパス

上記のように、音楽中学校を受験するにあたって壁となりうる音楽の試験は11月に先行して終わり、後は2月の筆記試験をやれば終わりという状況である。これは、2月の筆記試験は勉強だけに集中できるように中学校側が配慮しての11月先行試験である。もちろん2月に音楽の実技試験等を受験してもいいのであるが、たいていの家庭は、11月に先行して参加している。

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であるからして、

ゆとりを持ったスケジュールで2月の試験に集中できるよね!

って、普通は思うのであるが、音楽を志す人間、受験することだけをやっていればいいわけではないというのが、音楽の道の現実である。

まずは、4月にコンクールが控えているのである。今年は、中学2年生までが参加できるクラスへとグレードを上げ参加したコンクールだったので、予選を通過しなければこうはならなかった。想定外に予選を通過したので、3曲を4月までに仕上げなければいけなくなっている状況である。ただ、そもそもこのコンクールの予選を通過しないようであれば、音楽中学校への入学を許可させない制約を私は設けていたので、受験とコンクールの準備がセットになるのは、音楽をあきらめない限り確定路線であった。

・4月のコンクールの課題曲3曲

さらには、中学校受験をするタイミングは、小学校6年生であり、小学校を卒業をするタイミングなのである。卒業するタイミングとなれば、必然とやってくるのは、卒業に伴う合唱である。そして、それも必然的に依頼がくるのである。

・卒業に伴う合唱曲の練習

というように、一般の中学校の受験生は、国語、算数、社会、理科といった筆記試験に備える裏で、音楽中学校の受験生も、コンクールなどほかのことで忙しくなっているのである。

ちなみに、私は中学校受験はなかったし、ピアノも習ってなかったので、公立の中学校に普通に通ったわけで、小学校6年生の3月からようやく学習塾に行くというような、ものすごくのんきな時代を過ごしていたのであるので、表面は厳しくあたっても、心の奥底では、尊敬するしかない。。。

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