地味でなかなか進まない毎日の練習をどう乗り越えるのか?なのかと

ピアノは難しい。本当に私はそう思います。例えば、次のことを考えてみるのだけれど

・1年間毎日ピアノをやって、どのくらい上達するのだろうか?

・1年間毎日ピアノとは異なるテーマでYouTube動画を作ったら、どのくらい視聴数が増えるか?

今の段階なら、まだYouTubeの動画を作っていた方が、視聴数が伸びるのじゃないかなぁ、未来があるんじゃないかなあ、と個人的には思います。

現時点において、すべての人が動画をつくるような状況になっていない分、これからの将来、未来の動画制作に携わるであろう子供たちは、まだ眠っています。

けれど、今現役のYouTuberも今後生まれるYouTuberの追い上げや、作り上げたジャンルの不人気などにより、いずれはあまり有名ではなくなっていく。

何が書きたいのかといえば、YouTubeのような新しい世界であれば、先人がいない分、自由にモノを作ることができ、それほど目新しいことではなくても、新しいツールだからこその人気を得やすいのではないか?というところです。

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先人がいないから、何をやっても、新しいね、おもしろいね、というのが生まれやすい。

ところが、それをピアノに置き換えると。ピアノというツールは既に当たり前の道具になっていて、多くの先人達がいます。先人どころか達人がたくさんいます。

ちょっと練習したくらいじゃ、下手くそ。ぜんぜんでしょ。ってなるわけです。

ソナチネに入るまでに、数年かかるわけです。それでも、まだソナチネ?って言われてしまいますよね。

なので、ピアノがなかなか不人気になったり、あきらめやすい趣味、習い事になるのは、当たり前のような気がするんですね。1年くらいじゃ、ほとんど前進しないのですから。

ですが、その難しい分、最初はなかなか評価されないものも、乗り越えない人がたくさんいるので、突き抜けて練習をしてくると、意外と残っているひとは少ない。

そんな状況が今後生まれるのではないかと、私は感じるところがあります。

1980年前後、ピアノバブルがあったそうですが、その世代にはその後押しを受けた、プロピアニストがたくさんいたんだとおもいます。けれど、少子化にともない先生という仕事もなくなるという状況で、仕事にできる人が少なかった。ピアノの先生も仕事が減って収入が少ないの今があると思いますが

逆にその世代が、淘汰されてくると、どこかでやはり先生と先生とのバランスが見直されますから、逆転現象が起こる気もします。

となると、ピアノが好きなら簡単にあきらめるというのはせずに、地道に続けるのもありではないか、という希望もあるのだと私は思います。

1年どころじゃなく、10年続けてどうか?という世界ですから、本当に大変です。

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