昨日、足立区にあるトーンフォレスト音楽教室のグランドピアノをお借りして練習をしてきましたので、雑多な口コミ的に記録しております。
注:この話題は、ごく普通の家庭の一般的なピアノ学習レベルですので、ご自宅にグランドピアノがあるお家庭向けではない話です。
グランドピアノを借りてまで、なぜ練習するのか
ずばりコンクールの練習用です。
一般家庭向けのピアノといえば、圧倒的にアップライトピアノかと思います。私の家もアップライトピアノです。(電子ピアノについては、生楽器ではないので、ピアノではないと今では私も認識しています)
しかし、アップライトピアノは、コンクール本番で使うのグランドピアノとはイメージが違うわけです。見た目が違うだけでなく、音が聞こえてくる場所も違う、ペダルの動きも違う。
アップライトとグランドピアノはやはり別物なのです。
コンクール本番で使うものと同じものが練習には最適なのですから、どんなに、工夫すればアップライトピアノでも十分と言われようとグランドピアノでの練習には意味があると私は思います。
練習場所を変えることで適度な緊張感を得る
自宅で落ち着いて、いつものピアノで、練習することに意味はあります。でも、毎日の練習となるとどこかマンネリになりがちです。私の息子も、練習をしているようであまり変化がない日々にどことなく飽きてしまっているときがありました。
そんなときに、レンタルで「グランドピアノ」を使うというプレミア感でモチベーションがアップすると期待しました。実際に昨日の練習では、やる気スイッチが入っていました。
また、コンクールは環境が違う場所での演奏を披露することになります。いつもの場所なら、落ち着いて弾けるのに・・・といった心理的な鍛錬という意味で、自宅ではない場所での練習は意味があると思います。
実は安上がり?
グランドピアノを自宅に配置するとなると、防音設備も必須になります。そうなると、ピアノ+数百万単位での部屋の改造が必要になってきます。
四六時中グランドピアノで練習をしないといけない、プロなら話は別だと思いますが、子供のころのピアノの練習であれば、自宅を改造してまでとはならないと思いました。
今回の場所はレンタル1時間1000円~
週一で毎週通っても5千円で収まりますから、年間通しても6万円程度。
数百万の防音室は、ピアノ講師を目指すなど、本格的にピアノでの生計を考えない限り不要なものであると思います。
さまざまなピアノに触れる機会を得る
一度自分のピアノを手に入れてしまうと、他のピアノで練習する機会がなくなります。
しかし、ピアニストは常にピアノを持ち運べるわけではありませんし、ピアノを選べない状態でピアノを弾くことが多いはずです。
そんなピアニストならではの課題として、どんなピアノでも自分の演奏をするというのはあるはずです。
レンタルで、さまざまな種類、さまざまな状態のピアノに触れることはそれだけで、得るものが多いはずです。
今回の感想
グランドピアノじゃなくても練習はできるわけですが、音のちがいはやはりあることが実感できました。自宅ではピアノの周りにモノが置かれてしまったり、音の反響がよくなかったりで、やはり状態がよくないのを感じもしました。
また、いつもとは違う場所となるとやる気がでます。初めてのことには、楽しさがありますからね。
ということで、今後もグランドピアノを借りての練習をしていこうと感じた次第です。