2016年 カワイ音楽コンクールの予選会まで、あと約10日である。
小学4年生の息子のレベルは歳相応で、小学6年生以下のCコースでエントリー、課題曲はソナチネだ。
ソナチネアルバム1を小学3年生の頭から始めていて、すでに3曲はこなしていると思うのだけれども、今回はソナチネアルバム2の曲を選んでいる。
カワイの先生には、課題曲について2曲提示され、どちらをやるか問われた時に、息子はあえて難しいほうの曲を選んだ。
難しいからというよりも、聴いていておもしろい曲を単純に選らんだのだろう。私も、いいと思った楽曲だからだ。
おもしろい=やや特殊=やや難しいということでもある。
だから、今は、トリルに苦戦している。体も男の子だから小さいし、指もまだ未発達なので、苦戦している様子だ。
そして、自分で選んだ曲が思い通り弾けない自分にイライラしているのも感じている。
先ほどのことである。2段ベットで寝ている息子をみると、私のおふるのスマホが音楽プレイヤーのアプリがついた状態で、放置されていた。息子は音楽を聴きながら寝ていたのである。
聴いていた曲は、ソナチネアルバム2の課題曲である。おそらく、寝る前にイメージをつかむために聞いていたのであろう。
こんなことはこれまでなかった。
昨年は、私も期待していなかったし、それほど気にかけていなかったので、課題曲の演奏が入ったCDを渡すということはしていなかった。
しかし今回は、CDの音源を私は渡していたのだ。
私は、彼にプレッシャーをあえて与えている、入選にも選ばれず、入賞にも選ばれないかもしれないと。
でも、それは嫌だと彼は言った。
私が息子に今年はサンタに何をもらいたいか尋ねると。サンタさんからは、クリスマスプレゼントのおもちゃではなく、入賞=関東大会への出場権を頼みたいと言っていた。
正直なところ、それはかなり厳しいと私は感じている。けれど、頑張っている姿は、頼もしい。
プレッシャーを与えたが、それに耐えれる息子に、感動をしたことを、今日はメモした。