ピアニストを目指すことは、勉強も頑張ること

ピアニストを目指す。

ピアニストを目指すのであれば、勉強はいらず、ピアノばっかりやっていればよい。

そのような思考で、ピアノをやっていることは非常に問題です。

ピアニストを職業として、目指すが、もしなれなかった場合のリスクをきちんと想像し、ピアニストになれなかったとしても、ピアノに関する仕事、あるいはピアノ以外で興味が持てる第2の目標に向かって、やれることをやっておく。

このような戦略的な思考を子供の頃から持っていないようでは、おそらくピアニストにはなれないでしょう。

なぜならば、音で何かを表現するということは、それくらい高度な知能が必要だからです。

よく売れてる芸人さんは、しゃべりの仕事だから、頭がキレると言われますが、これも同じことです、勉強は嫌いかもしれないが、人付き合いが上手い、客観的に状況を分析し、適切な発言をする。ときには、突飛な発言もするが、許容範囲。

そのようなことにも、高度な知能が必要です。

ピアノでご飯を食べるなら、ピアノ以外のことはやるべきではないという人も時にはいらっしゃいますが、スケートの羽生選手を見ても、最近の芸能界を見ても、一流とされる人となると、勉強もできることが多いです。

というところで、最近、我が家の息子ですが、ピアノの練習よりも勉強ばっかりしています。はっきりいって、心配です。というか、そうだったのなら、音楽中学校ではなく、地元の中学校でもよかったのではないか?

そう思うくらいです。

ショパコンで、上位に入ったピアノプレイヤーが、実は歯科医を目指していたり、音楽だけではなく、ほかのことでも優秀とされる人が多い印象があります。

そう考えると、まぁ、勉強している息子の姿も悪くはないのですが、ピアノは大丈夫か?という親心はあります。

ピアニストになれとは思っていないですし、なっても厳しいのが見えますから、勉強を頑張るのは、良いのですが、ただ、ピアニストになると言った言葉をみると、これがそれ?と感じてしまうのは、親だからでしょうかね。

とりあえずは、好きにさせますが、どうなるのでしょうか。といった親心で見守るしかありませんね。

最近は、何を弾いてるのかもわかりません。

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