ピアノは気軽に買う楽器ではない

イオンモールなどの各種モールにある楽器店(かつてはデパートなどにあったが、今はモールである)

そんなところで売られている鍵盤のある楽器店では、店の前にキーボードがあって、奥に電子ピアノ、反対側には、ギター・ベース・ドラム、そんなものが並ぶ。

生ピアノ、グランドピアノはもちろんのこと、アップライトピアノでさえもモールにあるような楽器店では並んでいない。

そもそもピアノという楽器は、最高の家具に分類されるからこそ、簡単に買うものではない。

そうなっているからこそだが、ピアノを買う時は、ピアノの指弾をしたいという事前の申し込みをして成り立つようになっている。(中古店であれば、その限りではないが通常は申し込みが必要だ)

ピアノは、気軽に触れる楽器ではない。

だが、初心者は気軽に触れない。演奏できない。

だから、子供が生ピアノに触れる機会を得るためには、ピアノ教室にいくか、自宅で買うか、学校にあるものか、になってくる。

またしても、敷居が高い。

親の理解・興味がなければ、ピアノを学ぶ経験を得ることは、ほとんどないのだろう。

私は子供の頃、ピアノを学ぶことがなかったが、当たり前だったなぁと、今は思う。

私が子供の頃。女の子の家にあったピアノに鍵がかかっていて、蓋を開けることができず、鍵盤をさわれなかった記憶がある。私は、おそらく触ろうとしたんだろう。

小学校5年生くらいからピアノを習い始めた、友達がいて、そのこの家の前を自転車を通った時に聞いたピアノの音を覚えている。

なにか興味があったんだろう。

今息子にピアノの環境を与えているのは、まったくの偶然のようで、偶然なのか?と思うことがある。

ピアノを習うよりも、野球やサッカーだったり、勉強をすることが優先と考える親が多いと思うのだけれども、私は、なぜかピアノをやらせている。

なんでだろう?考えすぎだと思うのだけれども、そう考えるときがある。

もし、子供がピアノを習いたいということがあるなら、是非とも触らせてあげたほうがいいと私は思う。本気なら、ピアノを演奏したいと思う気持ちは、捨てられるものじゃないと思うから

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