最近の小学生のピアノ学習にまつわる与太話

うちの息子は5歳からピアノを習い始め現在4年生なので、約5年ピアノを習ったことになる。ピアノというお稽古事は、発表会やコンクールなど他の生徒の演奏を見る機会も多い。また、奥さんが他のお母さんと子供の自宅学習事情について話す機会も増えるので、いろいろと耳にすることも多いので、最近の小学生のピアノ学習事情について、書いてみたいと思います。

ピアノを習う子供は減っている

最初から飛ばしていきますが、ピアノを習う女子が昔に比べるとかなり減っているようです。お稽古の定番としてあるピアノでしたが、定番のお稽古で目新しさがなく、また自宅にピアノを置くのもスペース的な問題もあり、減っている印象があります。ダンス教室に通う子供が増えたという話はよく聞きます。

男子に関して言うと、昔からピアノを習う男子は少ないので、変わらずといったところだと思います。

息子の年代でのピアノを習っているのは、小学校3クラス約100人程度で、習っているのは10人程度です。10人に1人以下です。また、そもそも子供は減っているので母数も減っているので、ピアノの先生は経営が大変です。

ピアノを習っている子の技量は下がっている?

習っている子供が減っている分、ピアノが上手な子供が減っているのは事実だと思います。また、ピアノを習う子供が減ったことにより、ピアノの先生も強気で指導をするよりは、嫌いにならないように指導することが増えているからか、全体的にはレベルが下がっている感があります。

一方で、本格的にピアニストを目指す子供達・親達には、昔以上の情報がネットの普及に伴って入ることもあり、ピアノ学習者の上位層のレベルは上がっている気がします。

ピアノ発表会は異常に派手

私はあまり派手なことは好きではないし、そもそもピアノの力量が伴わないのに、衣装にお金をかけるのは嫌です。しかし、ピアノの発表会は女子率も高いため、親からすると、大事なイベントになっていますので、衣装はかなり派手な女の子が多いです。ピアノを習っている娘の写真を撮ることがメインで、実際の演奏は今一歩という子供も少なくはないです・・・

生ピアノの所有は必須ではない

ピアノのお稽古は過去に人気がありました。また、ピアノはなかなか壊れるようなものではなく、中古市場が発達していることもあり、新品よりも中古の方が割安感が出てきており、それほど購入に敷居の高い楽器ではなくなってます。とはいえ、家庭ではスペース事情があり、生ピアノのサイズは大きいと、電子ピアノやキーボードで済ませている人もいます。

毎日練習する子供でないのなら、生ピアノであれ、電子ピアノであれ、違いはあまりなくなってしまうので、生ピアノじゃなきゃということも言えなくなっている状況もありそうです。

ただ、ピアノの上手な子供の家庭は、生ピアノは当たり前です。

ピアノが上手な子供は成績も良い

これはまぎれもない事実です。ピアノの上手なAさんは、ピアノだけではなくお習字でも賞をとるし、学校の成績も上位です、という子供はざらです。

学校の宿題を短時間で済ませ、ピアノを練習する時間を作ることができ、読むのに抵抗感がある譜面と向き合える、その時点で、集中力がそもそも高い子供です。集中力の無い子供は、ピアノにも向き合えないし、学校の宿題もだらだら、なかなか終らないという感じになります。

 

以上が、ピアノ学習をやってきて私が感じた与太話です。他にもあるかもしれませんが、今日はこの辺で。質問などあれば、twitterやコメントでもらえれば、お答えできると思います。

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