というか言わせた!?
今日、ちょっと嫌なことがあって、冗談なんだけど、「人生ってつらいから、パパは今死んじゃってもいいって思ってるよ」って言ったら、まぁ、子供はちょっと本気にしちゃって・・・
「僕がせめて、ピアノもうちょっとうまくなって、月光を弾けるようになるまで、頑張ってよ」
って言ったのである。
うほ!?(笑)
月光といえば、ベートーベンのピアノソナタ第14番なんだけど、あれを中学生の頃聞いたときは、まったく感動しなかった。
というか、「第3楽章 Presto agitato」を学校で聞いたことが思い出せないんだけど、それを聞いたことがなかったので、まったく感動しなかったのである。
最近までは、クラシックは寝るための音楽でしかなかった。。
ところがである、この数年、子供がピアノを弾くようになってから、俄然、たくさんのピアノ演奏をたくさん聴くようになっていたんだけど、そこで、始めて、これを聞いたのである。
はっきりいって、衝撃だった!!
こんなにすごいんだぁ!ベートーベン!!
ベートーベンといえば、じゃじゃじゃじゃーんの、運命しか記憶がなかった、さらに付け加えると、それがすごくダサいイメージしかなかった。
こんな美しい旋律があったとは、、、そこから、私のピアノ演奏聴きまくり生活が始まったんだけど、私が、月光、月光、Moonlight Sonata、ソナタって毎日言うもんだから、子供がそれを弾くことを意識していたのかもしれない
はっきりいって、今ソナチネの息子が、これを弾けるかといわれれば、とんでもなく無理だ、指が小さいし、そもそも指が軽いから、腕が軽いから、いい演奏にはならないだろう。
無理して、ハイフィンガーはよしてくれと思うしね・・・
しかし、弾くつもりがあったとは。。。そっちに驚いたできごとだったのでした