ピアノの森のラカンパネラとランランのラカンパネラどちらが好みか

ピアノの森でリストの有名なピアノの難曲「ラ・カンパネッラ」が一ノ瀬海役のピアニストによって演奏されていました。この演奏を聴き、ピアニストのスーパースターであるランラン版とを聞き比べてみました。YouTubeの動画を比較してみれるように掲載しておりますので、皆さんも聞き比べてみてください。

NHKで放送されていたピアノの森の第一部は、これからショパンコンクールが始まるというあたりで、続くになって、一旦終わってしまいました。「いいところでー・・・」という感じでしたね。

ですが、2019年1月より、再度始まります。楽しみですね

https://www.nhk.or.jp/anime/piano

さて、ピアノの森の前半の中ででてきた、ラカンパネラ。ラカンパネラは、難しいと有名すぎて、ピアニストの一部の人は、そんなに難しくもないよとか言ったりして、よくわからない難易度となっていますが、一般人からしたら、とんでもなく難しい曲です。

実際、うちの中学生の息子にやらせようとしますが、まだ手が小さいし、早く動かないので、全然だめです。いや、それっぽくやれそうだけど、現時点では完成までには至らない。そんな感じです。でも、ネットには中学生で弾ける天才は多々いますが・・・

この曲の難しいところは、音の粒のバランスだと私は思っています。打鍵のタイミング、左右の音のバランス、すべてにおいて、バランスがとても大事な楽曲だと私は感じています。

このラカンパネラは、いろいろなところで、演奏されていて、ピアノの発表会やコンクールなどでも有名だからこそ頻繁に選択されたりしています

しかし、ほとんどのラカンパネラは、一流のピアニストの演奏を聴いた後では、本当に聞けたもんじゃありません。別の曲?というくらいに、違う楽曲になってしまいます。

そのくらい、この曲は繊細な楽曲だと思っています。さて、この演奏、ピアノの森版と、ピアニストのスーパースターであるランラン版とを聞き比べてみました。

ピアノの森の演奏

ランランの演奏

正直なところで言うと、ピアノの森は劇中曲で使われているので、音を加工している感じがします。一方、ランランの演奏は観客の前の生演奏ですから、当然ミスタッチもあります。

どちらがいいということは、やはり言えませんが、アニメの方は、ビジュアルと、音のタッチの同期がうまく再現できていない感じで、そこがだけは気になります。

ピアニストの演奏と、アニメの演奏をなぜ比較するの?と感じられる方もいるかと思いますが、これは、一ノ瀬海のピアノの演奏約がシークレットとされているからで、「ランランが弾いたりしてないよな?」という感じで、今回は比較してみました。。

一流のピアニストであれば、演奏の内容は当然変えられるはずですが、ややピアノの森の方が、エモーショナルな演奏をしているような気がします。

少なくともランランの通常の演奏とは、違うことがわかります。

となると、私は、あの女性かな?という候補を感じています。

ラカンパネラの演奏を聞いたことがないですが、もしかしたらと、思っている女性ピアニストがいます。これが正解かはわかりませんが、いつか公表してもらいたいものですね。

今は、ピアノの先生から直接メールで連絡をもらう時代なんですよ

私の息子は、とりあえず「ピアニスト」を目指して、音楽中学校に通っています。(※かなり練習しないと無理だと思いますが、一応書いています)

ただ、中学校の勉強も頑張っているようで、ピアノの時間ばかりに時間を使えないのが、中学校時代ですから、ひどい時には30分もピアノを練習せずに寝てしまいます。学校まで、電車で通うというのは、やはり大変なことなんだと思ってます。特に朝は、満員電車が酷いですからね。

なので、本当のことを話すと、音楽中学校に通わず、普通の中学校に通って、自宅でピアノを練習するという方が、もしかしたら効率がよいのかもしれません。ただ、中学校によっては、部活の参加を強制するところもあるので、何とも言えませんね。

趣旨とは離れ、親として心配していることを書いてしまいました。

さて、4月から半年が過ぎようとしている今、私もあまり練習をしない息子に慣れてきたので、最近のエピソードを書いてみたいと思いました。

先日、文化祭でのピアノ演奏会がありました。その当日、息子のピアノの担当教師は、引っ越しで参加できなかったのですが、そのことについて、先日「申し訳なかった」旨、直接メールでの連絡をいただきました。

このようなメールのやり取りは、今回だけではなく、実は、入学当初から行っており、月に1回くらいはやりとりをしています。どんな練習をしていくのかの方向性も教えていただいています。ただ、思ったよりもプライベート感のあるメールなので、他の生徒にも同じようなことをしているのかが、以前から気になっていました。

というのも、今回の先生だけではなく、息子が去年まで習っていた、ピアノ教室とも、連絡をとっているからです。その先生とは約7年という長い付き合いがあり、そこまでくると情がわくのは、普通の人間だろうからと思っていたのですが、今回の先生も、ありがたく連絡をくれているんですね。

ピアノをやる生徒というのは、年々減っており、特に男の子となると珍しい存在なんだと思いますが、それにしても、丁寧に扱ってくれることにとても感謝しております。

とはいえ、先日、「レッスンの映像をスマホで毎回撮影し、自宅で練習する際の参考にするようなやり方はどうか?」という質問をしたのですが、そこには、論理的に、「経験上、レッスンの際に覚えきれなかったことは、今は必要なかったこと、覚えるタイミングではなかったという状況のことが多いので、録音されたものは、意外と価値がないものです」という回答をいただいてしまいました。

確かに、これには、納得しました。

よく会議の議事録を仕事などで作成することがあるわけですが、その際には、録音したものがあっても、聞くと時間がかかるばかりで、ほとんど価値がないんですね。理解しているものはメモがとれ議事録にも正しく残せるけど、理解していないものは、聴いても大事かどうかがわからないので、書けないんですよね。

本当に納得してしまいました。

まぁ、メールの内容はともかくに、このよに今はインターネットがすすみ、ピアノの先生と直接メールのやりとりができるというのは、良いと思います。

ユーチューブで、お客さんから反応をもらうこともあたりまえなのですから、先生がメールで連絡するというのもあたりまえなのかもしれませんね。

もし、これを読んでくれている皆様の中に、ピアノの先生がおりましたら、ぜひとも生徒様に連絡をしてみてあげてください。そのような連絡が、もちろん好きでない家庭もあるかと思いますが、ピアノをやるような家庭であれば、うれしいと感じてくれると思いますよ。

そろそろどんなサポートを親としてしてあげるべきか、先生の親がどうだったかを聞いてみようかなと、考えていたりします。

最後まで、読んでいただき誠にありがとうございました。最近は、時間がとれるようになったので、記事の更新も増えていくのではないかと思っています。

ありがとうございました。

今からピアノ始めるの遅いですか? 私は中学生・高校生です

皆さん、お元気していますか。

めっきり食欲の秋になり、これから紅葉と食べ物と楽しいシーズンとなってきますよねー。

楽しみだ。

さて、私中学生なんですけど、ピアノを始めるの遅いですか?という疑問。あちこちで見ます。確かにピアノ以外の楽器は、中学校で始めるとか、高校で始めたとかでも、プロになってしまうような人はいます。

しかしだ、ピアノに関しては、気づいたら幼稚園、小学校からやってきたクラスメイトなんかがいて、気づいた時には、

私なんて無理だあ。。。

遅いですかね?

と、不安になって、始められない。

この疑問についての答えを考えてみると。まぁ、80%はYESだ。

ピアノという楽器は、指を高速に動かすし、何よりもタッチが大事だ。

普段の生活でその訓練をしているかといと、していない

ということは、これが何を物語るかというと、嫌々ながらも続けてきた10年を持つクラスメイトと、まったくゼロの自分では、それなりに差が開いているということだ。

そんでもって、その10年を1年や2年で取り戻そうとすると、はっきりいって嫌になるくらい大変なのである。

もう無理って、いうのが、ほとんど。だから、80%はYES=無理と言える。

けれど、20%の枠を残しているのは、違った視点があるからだ。まわりを気にせず粛々と続けることができ、向上心があり、研究熱心で、そもそも音に対する理解がすばらしく、楽譜も学校の勉強だけで、基礎は知っているとなれば、話が変わってくる。

そもそもの素質がある人というのはいる。ただ、ピアノをやってこなかっただけ。

こんな人は、嫌々ピアノを10年とかやっている人は、数年で抜かしていく。もしかしたら、1年かもしれない。

嫌々ピアノをやる人は、嫌々ピアノをやる癖がついている。

もぉ!ピアノ楽しくてしょうがないというレベルで、毎日練習するようになったら、そんな嫌々やっている人は、気づいたら抜いちゃうだろう。

ただ、ひとつだけ現実問題の話をすると、中学校・高校からピアノを始めた人で、プロになった人の話は、現代になってはほとんどいないということだ。

最高で10歳くらいまでだ。

第二次世界大戦直後くらいの時期なら、全世界的にピアノなんてあまりなく、みんなレベルは低かった。ピアノを弾ける環境なんてないわけだから、当たり前だ。

だから、中学生や高校生から始めたって、十分仕事として、音楽をやることは可能だった。

しかしだ、現代社会においては、その嫌々ピアノをやっていた子供たちの中に、嫌々ではなく、プロのピアニストになると、子供の頃から真剣にやっている子供たちがいる。

彼女/彼たちは、とんでもないわけだ。忙しい毎日の中にピアノがあり、その練習を十年も続ける。

数年で追いつこうにも、その間に、さらに差をつけてくるのだ。それがクラシックでプロを目指すレベルなのである。

バンドでキーボードをやる、ユーチューブで演奏するなど、アマチュアで趣味の中でも、上手な演奏をしたいというのが目的となるのであれば、

ピアノを中学生や高校生で始めるのは遅くはない。

けれど、中学や高校ともなれば、学校の勉強もたいへんな時期にもなっているので、現実問題としては、時間を準備するのさえ、厳しすぎるというのが本当のところだと思う。

それでも、やるっていう人がいるなら、私は、とめない。強い意志があれば、それはやはり、可能性があるからだ。