2017年の始まり

新年明けましたね、皆様も今年が良い年となるよう祈っております

昨年、このブログは移転を始めましました。移転の理由としては、デザインを変えたいと思っていたこともありますが、新たな局面を迎えたこともあったからです。息子のコンクールでの成績も毎年伸びており、一歩一歩ですが着実に進んでいることに感謝をする毎日です。

最近の息子の様子ですが、小学校5年生とはいえどもピアノ弾きですから、お正月も指のトレーニングくらいはやっていました。一番少なかった日は15分程度だったでしょうか。と言っても、正月帰省なので、生ピアノではなく、キーボードでしたが。一つ目の課題曲に関しては、半分くらい弾けるようになっていますが、色がない真っ白な状態です。

年始のピアノの練習について、子供にピアノの練習を強制するのは良くないことですが、いろんなことに集中・熱中気質の息子なので、「ピアノの練習がしたくないならしなくていいけど、忘れてるなら忘れてるよ」といったニュアンスの声かけはしてました。これも、もしかしたら嫌々に捉えられてたらという不安を感じてはいましたが、冬休みの宿題の習字でうまく書けないことにイライラして、泣くようなこともあるので、なかなか難しいのですね。HSPという性格を嫌でも感じます。(私もそうなので尚更ですが)

今年は4月に関東大会、上手くいけば8月に本戦となるので、発表会と被るかどうかが気になるところではあります。これはいわゆる「取らぬ狸の皮算用」なわけですが、人は煩悩が働いてしまうわけですね。何よりも今日できる目の前のこと(練習)をすることが全てな訳ですから、考えてはいけないとは思いますが。

そして、今年一番の大仕事は、息子の進学先の決定でしょうか。HSPの性格を私もよく理解できるだけに、コストだけで安易に公立中学校に決めてしまっていいのかというのがあります。公立中学校はHSPにとってはデメリットが多いですから。都立中学校にしても、学校の往復の時間ロスが多すぎるので避けたいところです。

学校選びは悩みの種です。私は家から1時間半〜2時間かかる進学高校に通ったことがありましたが、高校生時代のこの時間のロスはかなりの無駄だったと思っています。学校の先生から教わることよりも、自分で勉強する時間をいかに作るかの方が、大事だと私は考えていますから、学校よりも自分の時間の確保なのです。

もう一つ考えなければいけないことがあります。それは、グランドピアノを見据えた練習場所の確保です。ピアノを中学生で辞めるとは思えないので、必然的に練習をする場所・時間を確保しなければいけなくなるはずです。私は学生時代、1日12時間とか勉強をしていたわけですが、同じような場面が、息子にも現れると思います。深夜にピアノをするのは非常識だと、一般的には言われるでしょうが、時間を有効に使って自分を磨くのであれば、時間の拘束はあってはならないと思います。効率的に脳を使いたいのなら、疲れが取れた後に、脳がすっきりした後に、となるはずなのです。つまり24時間のどこで練習するかは、その日によってくるでしょう。

防音室を今のマンションに作るという案もありますが、引越しして別の広いマンション、さらには将来を見据えた、ピアノ教室化を考慮してなど、様々なプランが考えられるのですが、今の状態では何も結論が出ないので、これはペンディング状態です。防音室が必要なのか、電子ピアノ+ヘッドホンでカバーできるのか、息子にも聞いてみるのですが、電子ピアノは「音の変化が5段階しかないんだよ」とカタログスペックを読んでいないのに理解している息子を見ると、生ピアノでの練習の重要性が消えることがないのですよ。

自分の子供の頃を考えると、私の親はまったくもって、子供の学習環境については直接の関与がなかったので、行き過ぎじゃないかと考えることもあるのですが、世間がHSPを認識していないこと、自分の学生時代の生活が自分を殺す状態だったことを考えると、介入したくなってくるのです。

年初から、悩みの記事を書いてしまいましたが、そんな時もあってもいいかと思うので、このまま掲載します。

・ピアノは正月であっても練習すべきであること
・ピアノを本格的に練習するなら防音室を検討しなければいけないこと
・HSPの性格であれば学校選びは慎重にすべきこと

今日の記事のテーマは、この3つですね。