バッハの練習を始める

カワイ音楽コンクールCコースの予選突破で地区本選会に向けての練習をすでに息子は開始している。

課題曲の一つはバッハだ。昨年、予選突破ならなかったが、バッハの楽譜はすでに買っていて、個人的に練習はしていた曲があったのだけど、それとは異なる曲は選んだ。それも、ちょっと難しいものを選んでいる。

そうなんだ、気づくと、息子はいつも、ちょっと難しいというほうを、指定していないのに選ぶのである。背伸びしているというよりも、やってみたいという感覚が強い印象なのである。

素人の私が聞くバッハはシンプルで簡単そうだ、というのが1年前だった。ところが、今聴くとまったく違った印象になっている。左手もメロディー、おまけに3声。バッハはパイプオルガンの名手というのが、有名だけれども、教会におけるコーラス、合唱が流れての曲をつくっていたというわけなのだろう。

2拍子の小プレリュードだけれども、そこにたくさんのテクニックが凝縮されている。料理でいえば、まさに、前菜だ。それも、手を抜かない前菜としてのプレリュードが課題曲の1曲目なのだ。

4月まではまだあると、まったくもって思えない状況で、練習は続く。

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