連日投稿ですね。今週はできた!(話がそれてしまいそうなので、戻します。)
以前からこのブログでも紹介していた漫画「ピアノのムシ」の8巻が6月1日に発売されていたようです。
私はこの漫画に昨年はまり、一週間でほぼ全巻買って読んでしまい。楽しんでました。
ということで、早速昨日買って、先ほど読み終えました。
具体的な中身については触れませんが。。。この漫画は、ピアノの調律をメインにしてますが、人間のリアルな生き様を描いているという点で、ものすごく面白く、魅かれる作品です。
もちろんピアノを扱っているというところで、私の琴線に触れているのは間違いないわけですが。。
いわゆる少年少女マンガによくありがちなのは、どちらか一方が悪で、もう一方は正義という、まったくもってうさんくさい、リアル感のない設定です。
映画を見てスカッとしたい人はそれでいいでしょう。
でも、私の場合は、一方的な正義は、どこか胡散臭くて気持ち悪いのですね。
リアルじゃない。
ピアノ調律の問題は、調律師だけの問題ではなく、メーカー、販売者、先生、親、そしてピアノ演奏者、いろんな人の問題であり
マフィアのボスであれ、犯罪者であれ、すべての人に正義はある
ということをどこかで聞いたことがあるように、それぞれの人にとっての正義が時には悪になったり、正となったりというのが、大変奥深いのでありますな。
今回は、まさかそっち!!という、逆転の展開もあり、やはり続きをみたいとさせる面白さがありました。
ちょっとマンネリ気味ではあるのですが、まだ、ぴりりとスパイシーな話もあってよかったです。