私が、学生時代にバンドをやっていたときには、絶対音感に強い憧れがありました。
とはいえ、プロの音楽家と言えども3割くらいしか絶対音感を持っているわけではないことを本から知り、プロの音楽家への必須条件ではないことはわかっていました。
また、音楽をやっていると身近に絶対音感を持っている人もいて、絶対音感があるからプロの音楽家になれるようなものでもないことも知っていました。
とはいえ、エアコンの音が「ソ」だとか、「ファ」だとか言うわけです、絶対音感保持者は。
ですので、それがすごいものだと関心していたのです。
ギターのチューニングの際に、チューナーが必要ないんですから、荷物が減ります。いいなあと思いました。
ただ、絶対音感があると、音を言葉のように記号として捉えてしまうので、音色の理解が弱まるという、話もあったりして、あってもなくても、音楽家に影響を与えるものでもないということでした。
そんな強い憧れがあった、絶対音感ですが、なんとうちの息子はいつのまにか保持していました。
それも特に、専用の教育をしたわけではありません。
5歳くらいのときに、ヤカンの音が「シ」だと言ったことがあり。本当かなと疑い、実際に弾いた音と比べると、おぉ、あってるじゃんと、なったわけです。
面白くなって声の音当てクイズをやり、フラットやシャープまで、細かくわかっていることが判明しました。
さらに私は、調子に乗って、ピアノで和音をならし、音当てをさせたのですが、きちんとそれぞれを言い当てることができたのです。
私は、心底びっくりしました。3歳くらいからピアノをやると身につける確率が高いと聴いてはいましたが、実際に、自分の息子がそうなってしまうとは、本当に驚きです。
その後、ピアノ教室の先生に確かめてもらったのですが、良い耳を持っていますと、はっきりと言われました。
私の憧れが、こんなに簡単に息子に授かるとは。でも、偏屈な正確なので、3歳からピアノやれば誰でも出きるんじゃないかと、思ったのも事実です。
なので、もしこの記事を読んで、自分の子供で試してみたい、保持させてみたいと思う方が入れば試してみてください。
もう一つ付け加えると、うちの息子はピアノで絶対音感を得たのではなく、おもちゃのピアノなのです。楽器の紹介のページで紹介している、カワイ楽器のおもちゃのピアノで得たのですから、自分でもびっくりしています。