頻度
週1回 30分前後 のレッスン(月3~4回程度のレッスン)が標準的なピアノ教室のレッスンになります。
レッスン内容
ソルフェージュと実技を一緒に行う教室(一般的)
音楽教室のレッスンで、ソルフェージュとピアノの実技を明確に分けているところは少なく、実技練習で楽譜を進める中、平行してやっていくところが多いです。
ソルフェージュと実技をわけている教室(一部)
先進の教室は、ソルフェージュと実技を分けて学ぶことになりますが、小学校低学年以下の場合は、そもそも子供の国語(日本語)の力も弱いため、意見が分かれるところだと思います。
ピアノの実技に30分、ソルフェージュに1時間のように週トータル1時間30分をピアノのおけいこに使うという時点で、学習の豊かさは、分けている教室の方がよいでしょう。
ただし、当然費用も別にかかります。
ピアノ学習の特殊性
家庭での練習が前提
音楽は野球やサッカーといったスポーツの指導スタイルと大きく違うところがあります。それは、家庭での練習があることを当然と考えていることです。
スポーツの場合は、コーチが付き添っての毎日練習が何時間もありますが、ピアノはそのスタイルとはなっていません。自分自身で、毎日30分以上練習して、ある程度弾けるようになったところで、ダメなところをよくなるように指導してもらう、これがピアノ学習の基本となります。
おけいこ状態で、ピアノをやらされている幼いころは、親と言うコーチがつきっきりでないと練習をやらないお子さんが多いでしょう。
- ここがピアノ学習の課題でもあります。
自分でいかに取り組んだかが、ピアノを学ぶ上では非常に大事です。 子供が本気になることが重要です。
1週間1回のレッスン30分を有効活用するためには、家庭で先生に出された課題をしっかりとやってくる必要があります。
練習をやってこないと、無駄な時間の無限ループ
家で練習してこなかった場合には、前回と同じ指摘を受けるだけの30分で終わってしまいます。ここが、ピアノの学習の伸びに差が出る一つの要因です。
子供が本気になれない幼児の場合は親がコーチで練習に付き合い、ピアノの練習をすのもよいですが、小学校低学年をすぎるとそろそろ自我の芽生えがありますので、そこで本気にならなそうであれば、ピアノに向いていないのではないか?と悩む時期になります。