ピアノの森-3巻 再読 アニメ化記念

第16話 Kai meets CHOPIN

ショパンの「子犬のワルツ」にハマるカイ。しかし、ピアノは独りでできると、阿字野先生がピアノを教えてくれるというのに断ります。その後、いつものように森のピアノを弾くことになるのですが、なぜかショパンだけ弾けないことがわかります。

第17話 ショパンを弾くために

ショパンだけ、弾けない事実に直面し、教えてもらうことを断っことを、カイは後悔します。一方、雨宮くんのほうは、自宅で、自分は断られたのに、カイ君は阿字野先生の方から、ピアノを教えたいという提案をされるという、扱いの違いによる嫉妬からピアノで、1番になるための練習を続けています。そして、「全日本学生ピアノコンクール」で優勝をすることを決意します。

第18話 ショパンを弾くために②

なぜショパンが弾けないのか悩むカイ。亜理沙が当たり前のことができないことと同じように、自分がショパンを弾けないと悩み続け、なんで阿字野先生を断ったのかをひきずるカイ。亜理沙に本を読むことを勧められ、本からショパンを弾く方法を模索しますが挫折します。そして、ついに阿字野先生に・・・

第19話 ショパンを弾くために③

ついにカイは、阿字野先生に、ショパンを教えてもらうことを頼み込みます。その場面に出くわす、雨宮君。カイは、先生からもピアノからも逃げないことを条件に、阿字野先生のレッスンの取引を成立させます。その場面を見ていた雨宮君は、カイの前では平静をよそっていたのですが、強い嫉妬の気持ちが芽生えることになります。翌日、カイはキンピラがけんかをする場面に雨宮君が立ち会います。カイの手は特別なのだからケンカなんかする手ではないという雨宮君にカイは、俺の手を俺がどうしようと勝ってだろと、言ってしまいます。

第20話 レッスン開始

カイと雨宮君の間に亀裂が走ります。そして、その後、ついにカイは阿字野先生からのレッスンを開始します。学校の教室ではなく、先生の寮の物置にあるアップライトで練習を開始します。与えられた課題は、指の練習曲。(おそらくは、チェルニーやハノンを意味していると思います。)繰り返しやることを支持され

第21話 繰り返し

阿字野先生は練習曲ができるようになるまで何も教えることはないと、突き放します。カイは雨宮くんと仲直りをしようと自宅に行きますが、雨宮君はケンカ状態です。雨宮君は、「遊びで弾いていない」と確執が生まれます。カイは先生に言われた通り、森のピアノを弾くことを辞めます。

第22話 逃げられない

この話で、森の端の生活のイメージがみえてくることになります。行ったことのない海、その憧れで名づけられた、カイ。一方で、学校にいくと、雨宮君との確執がはっきりと描かれます。

第23話 月光

カイは、つまらない音階練習に飽きながらも、無難を練習を続けています。ここは、ピアノを学ぶ子供達にとってみれば、当たり前の練習です。チェルニーやハノンなどのイメージでしょう。そして、ついにカイは、克服方法を見つけます。

第24話 取引

全日本学生音楽コンクールに出場する雨宮君。父親がピアニストということもあり、そのツテで阿字野先生を審査委員にしようという動きが出ます。

そんななかついに、カイはつまらない音階練習を克服します。子犬のワルツが弾けるようになっています。

・K280

ちなみに、全日本音楽コンクールは、課題曲は実際は1曲じゃありません。3曲は課されます。昔は、1曲だったんでしょうか?

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