我が家には防音室がありません。マンション暮らしなのですが、防音室を作る場合、300万円程度の費用がかかるので、前向きなれませんでした。しかし、サイレント仕様や響板を響かせるシステム、トランスアコースティック機能など、電子ピアノのようにボリュームコントロールなどができることを知り真剣に購入の検討を始めました。そんな話を書いてみたいと思います。
目次
- 防音室が不要な方法があるって!?
- ヤマハC1Xサイズの音色ではダメなのか!?
- ヤマハのトランスアコースティック機能は電子ピアノを超えていた
- ヤマハのC1Xは買いか!?
防音室が不要な方法があるって!?
アップライトピアノを買って6年。気づいたら6年も過ぎて、音の問題に悩まされていました。
いつかは防音室と思いながらも、ボックスタイプの防音室で中古でも50万円程度からはじまりフル防音室にすると300万円以上もするということで、二の足を踏んでしまい、購入する決断ができていませんでした。
長年付き合っている調律師さんの意見でも、練習するなら、防音室を作るのが一番良いという意見を言われていて、なかなか決断できずにいました。
ところが、その調律師さんに先日防音室の話をしたときに、これまでとは違った意見を言われました。
防音室を作ってしまうと、いつでも使えるので、いがいと使われないということがあるということでした。
この話、よくよく考えてみると私たちの生活でも、日常的に起きていることですよね。
24時間いつでも勉強できる学生は、勉強をしない。夜も電気が使える現代社会では、夜勉強もいくらでもできます。ところが、ゲームをやったり遊んだりを優先してしまい、結局ほとんど勉強しません。
ということで、それだったら、グランドピアノをサイレント仕様にして、夜はサイレントでの練習をプロもやっているというのです。
グランドピアノのサイレントでも良いという意見があるのを始めて知ったので、目から鱗の話でした。
ヤマハC1Xサイズの音色ではダメなのか!?
サイレント仕様のグランドピアノというのはどんなものかと調べていくと、どうやらヤマハのC1X-TA2というのが、グランドかつサイレントモードのあるピアノということでした。
まずは実物が見たいと言うことで、ヤマハ銀座に行って来ました。
ヤマハ銀座には、C1Xではなく、C3X-TA2というのが展示してありました。
さて、C1XとC3Xとで、一番の違いは大きさが違うことです。この大きさの違いがどんな違いを生むのかということなのですが、それは音色です。
型番で数字が上がる度に、ピアノの長さが長くなり、音色も良くなり、音が大きくなるのが一般的な認識です。
一番小さいC1Xの音色では、ダメなのでしょうか?
これについて私達が出した結論は、C1サイズで問題はないでした。
ヤマハのトランスアコースティック機能は電子ピアノを超えていた
私はトイピアノにはじまり、キーボード、電子ピアノ、アップライトの段階でストップして約6年ということで、電子ピアノは現在も夜間の練習に使用することもありました。
そんな中で、ヤマハ銀座に行って来ました。
そして、C3X-TA2でサイレント仕様を試してみたのですが、触って聞いてみてすぐにその違いがわかりました。
ヘッドフォンではない、響板から伝わる音は、電子音でもちがいがわかりました。
- 弾いていると錯覚するほどの感覚がある
- 音量が小さい中での練習に効果大
- ヘッドフォンが不要でノーストレス
ローランドの電子ピアノを持っていたのですが、明らかに電子ピアノとは違うピアノ感がありました。
ヤマハのC1Xは買いか!?
ヤマハのC1Xについて、買うか買わないかについて、悩み始めました。
すでに1週間が過ぎました。
音色を求めるなら、価格帯の違うCFXシリーズですし、クラシックシリーズもあります。また、サイズの大きなピアノを選ぶことで、音色は良くなります。
部屋の大きさが4.5畳であることを考えて、C1XとC3Xで悩みましたが、やはりゆとりがないと、響きの勉強はできません。
そうなってくると、やはり第1候補はC1Xとなりました。
さて、そこで、決断をしようかということで、カワイが浮かび上がりました。