5歳から大手ピアノ教室の先生にピアノを習いコンクールを戦い、気づいたら藝大出身の先生にピアノを習い始めて2年経った私達の経験から、いつからピアノの先生を変えるべきかについて、感じていることを本気で書いてみたいと思います。
目次
- 迷いの連続だった小学校時代
- 音楽大学付属の教室に突撃してみた
- 音楽大学付属の中学校に入学
- コンクールをチートレベルで通過
- 果たしてピアノの先生をいつから変えるべきだったのか?
迷いの連続だった小学校時代
音楽中学校に通っている今、もっと早くから藝大出身の先生につけるべきではなかったか?という思いもありますが、その迷いがどんなものだったかを参考までに書いておきたいと思います。
いつまで続くのか、そもそも続きがあるのかの迷い
子どもの興味とは変わりやすく、些細なことでも嫌になってしまったりします。
そんな中ピアノ教室に通っていた子供。果たしていつまで続くのか、続けて意味があるのか、才能があるのだろうか。
何もわからないまま、続けてきたピアノ。
小学校2年生の子供向けのコンクールで無冠に終わり、これはピアノの才能無しと思われたのですが、小学校3年生でアップライトピアノを買うと、
- 入選
- 審査員特別賞
- 入賞
- 入賞
と毎年予選を通過する腕前になっていきました。しかし、神童と呼ばれる子供達の腕前に比べると、雲泥の差があることがわかっていました。
そのことが、本格的にピアノを習うことの障壁となっていました。
音楽大学付属の教室に突撃してみた
小学校3年生のころからの先生を変えたら、変わるかもしれないというモヤモヤが私にはありました。
神童と呼ばれる子供達は、大手のピアノ教室ではなく、昔から音大に付属の教室でならっているか、個人教室で有名な先生に習っていることを知っていたからです。
続けるなら、いつかは、そういったピアニストとして、学ばなければいけない知識を得れる場所に行かなくては、意味がないという思いが、本音としては、ありました。
そうでないなら、辞めた方がいいともおもっていました。
そこで小学校6年生の時に重い腰を上げて、音大付属中学校の見学会に行き、体験レッスンを始めて受けてみました。
そして、すぐにわかったことがありました。
それは、
ピアノの練習とは、芸術に向き合うことであると。
ピアノの意味が違ったのです。
音楽大学付属の中学校に入学
その後、夏期講習や試験を経て、その音楽大学付属の中学校の音楽専門コースでピアノを習うようになりました。
約1年コンクールをお休みし、基礎からやり直すという時間を儲けました。
その後・・・
コンクールをチートレベルで通過
小学校時代に毎年ランクを上げていき、地区予選を通過していたコンクールに、さらにランクを上げて参加しました。
すると、憧れだったコンクールランクで、見事一発予選通過。それもトップです。
この瞬間に私は確信しました。
審査員が求めているのは、ネオクラシックであると。芸術性のあるピアノだと。
普通のピアノ教室では、ピアノのレッスンは受けれても、芸術性は学べません。それを学んでいる、今は、まさに、チートしているようなものであると感じました。
果たしてピアノの先生をいつから変えるべきだったのか?
コンクールで求められる演奏は、芸術だったという事実に今更ながら気づきました。
では、いつからピアノの先生を変えていればよかったのか?
これについては、いろいろと考えることがあります。
そのような先生に教わると言うことは、電車を使って習うという意味になります。電車を使ってまで、ピアノを習うとなると、電車賃だけではなく、時間もかかります。
小学校3年生から始められたか?
小学校4年生から始められたか?
小学校5年生から始められたか?
小学校6年生から始められたか?
身近にすばらしい先生がいて、お金的にも、距離的にも可能であれば、はやいにこしたことはありませんが、中学生から本格的な先生に変えた今、このタイミングが私たちにとってはよかったかなぁと思っています。