ピアノの習い事はスイミングと並んで、今も人気の上位にある習い事です。
小学校の合唱の伴奏を娘がやるとなったら、親としては、たいへんうれしいものですよね。
そこで、ピアノの才能の有無について、どうやって見分けたらいいのかを考えてみたいと思います。
音感
絶対音感という言葉が独り歩きをしてしまいがちですが、音感は音楽には大事な要素です。
ラを弾いたら、ラとわかる。ミと弾いたらミとわかる。
では、この才能はどうやって身につけるかというと、ピアノを習ったり、音楽教育を受ける中で育つ能力なので、習い事をする前では、判断材料になりませんね。
視唱
楽譜を読んで、歌う能力ですが、これも教育を受けるまでわからない能力です。
実技
実技もピアノを習うまではわからない能力です。
どんな子がピアノが得意だったのか?
集中力がある
ピアノは独りで練習するものです。そのため、嫌になってすぐに飽きてしまう子供では、続きません。
このことは、勉強も同じです。そのため、ピアノができるお子さんは、勉強も得意なことが多いと感じます。
こだわりが強い
集中力に似ているものとして、こだわりの強さがあります。この曲は絶対に完璧にする、この部分は絶対に仕上げるなど、粘り強さが曲を仕上げるためには必要になってきます。
研究熱心であり、執着が強いところがあるように感じます。
芯がしっかりしているがおとなしい
ピアノのコンクールで上手なお子さんを見ていると、どの子もややおとなしい印象がありました。
友達とワイワイやるというよりは、じっと様子をうかがって、考えて発言したり、行動するような印象があります。
悪い意味ではなく、よくみて考えて行動しているという印象です。
勉強ができる子がピアノもできる
小学生のうちは学習塾に通ったりも、あまり加熱していませんし、その子の基礎能力がピアノにも表れると感じています。
そのため勉強ができる=理解力がある、結果を出す力がある、というお子さんであれば、それなりの成果が期待できると感じます。