荒川で簡単に釣れるダボハゼ
だいたい5月から千住新橋くらいから下流の荒川で、赤虫を使ったエサ釣りを始めると、簡単につれるのがテナガエビと5センチほどのマハゼ、そしてダボハゼです。
釣り人の視点だと、かわいらしいマハゼが好まれるのですが、食べる視点だと、黒くてちょっと見た目の悪い、ダボハゼが以外と美味しいので、びっくりします。
テナガエビや小さなハゼの釣り方
タックル
- 2メートルから3メートルの手竿
- タナゴ針の仕掛け
- 赤虫
仕掛けは次のような手竿用の仕掛けを使うのですが、テナガエビと小さいハゼが対象なので、タナゴ針仕掛けを私は使うようにしています。
私はタナゴ針に慣れているので、あえてタナゴ針を使ってしまうのですが、5月くらいはテナガエビがメインのシーズンなので、テナガエビをメインとする方は、そちらの方がいいかと思います。
えさのつけ方
赤虫は、針にちょんがけでです。赤虫は、上州屋で200円前後で購入することができると思います。
第2節あたりに引っ掛けるように私はつけています。返しがあるので、エサが簡単にははずれません。
アタリの取り方
マハゼとダボハゼとテナガエビで、すべて当たり方が違うと私は感じています。
テナガエビのアタリ
テナガエビは、ハサミでゆっくりと餌をつかみます。そして、持ち去ろうと、エビ特有のジャンプをします。
それがウキの動きに出てきます。
ウキが沈むかな?沈まないかな?と眺めた後で、一気にウキが沈んで見えなくなる。しかし、持ち去れないと気づくと、またウキが出てくる。それでは・・・と味見をし始める。
このタイミングで、竿をあげると、まだ針が口まで到達していないことが多いので、針にかかりません…
ここから1分から5分程度待つのが、ポイントだと私は思っています。針があることに気づかず、赤虫を食べて、気づいたらとれなくなったタイミングがベストです。
マハゼのアタリ
マハゼの当たりは、一瞬です。吸い込んで、ダメなら吐き出す。運悪く、飲み込んでしまうと、釣られることが確定です。
そのためマハゼは、ウキが沈んだら、すぐに合わせる必要があります。
荒川では、マハゼとテナガエビが混じっているので、マハゼとテナガエビの当たりを、明確に見分けることができないと思います。ゆっくり持っていくテナガエビの当たりはわかりますが、テナガエビのジャンプの当たりと、ハゼの当たりは、違いがウキでは判断できません。
ダボハゼのアタリ
ダボハゼは、基本的に石と石のコロニーのような場所に隠れていることが多いため、水の流れがあまりないようなところを好んでいます。
そのためダボハゼを狙う場合は、そのような場所に仕掛けを入れることが大事です。あたりは、ハゼと同じ感じです。
飲まれれば、釣れることがほぼ確定。はずしてしまうと、次はありません。
持ち帰って天ぷらにしましょう
荒川は、汚くて、魚は食べられないというイメージの方もいるとは思いますが、自然環境の回復とともに、近年はだいぶきれいになってきています。
ほとんどの工場は、中国に移転し、日本は人口減少という背景もあるかもしれませんが、だいぶ荒川もきれいになりました。
ダボハゼの天ぷら
ダボハゼ天ぷらのレシピ
- ウロコをペットボトルのキャップでとる
- ハサミでお腹を切って内臓をだす
- 天ぷら粉をつける
- 揚げる
ダボハゼの天ぷらで気をつけたいことは、魚が小さいだけに焦がさないようにするところくらいでしょうか。
また、魚なので、やや長めに揚げて水分をとばす方が食べやすいでしょう。
子供にも奥様にも好評です
ダボハゼの天ぷらは、釣った時の姿をしっていると、正直食べたいとは思わないと思います。
しかし、それを見た、子供奥さんにちょっと食べてみてよと、勧めてみると、味の良さにびっくりします。
普通に、おいしく食べれれる!
ダボハゼは、あまり好まれないので、人気がない分、意外とたくさん釣れる気がします。
お試しあれ♪
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