アジの干物を買おうとすると、アジのサイズにもよりますが、1匹100円から300円はしますよね。ホテルの朝食にも登場することの多い、日本の朝の食卓には欠かせないアジですが、皆さんは干物はすごく簡単にできることを知っていますか?
1匹50円以下のアジはどうやって手に入れるのか!?
アジ釣りに行けば、アジは無料で手に入りますよね(*´ω`*)
違います・・・あれは無料ではありません。私のような海まで10キロ以上のところに住んでいると車ならガソリン、釣りをすればエサ代、そして、時給いくらかしれない私自身の釣りの労働が・・・
ということで、釣りで手に入れるアジは鮮度は最高ですが、お値段はめちゃくちゃ高いものでございます。
では、どこで安く手に入れたかというと、近所のスーパーでございます。今回は足立区にあるABS卸売センターにて、3尾259円のものを半額で購入しました。
259円 半額→ 130円
つまり、1匹43円程度でございました。
アジの開きの準備
売り物のアジの開きは頭を落として腹開きにしてるイメージが強いですよね。
しかし、家庭で作る時はきれいな開きよりも手軽さを重視しているわたしは、次のような感じで頭を落とし2枚におろしました。
海水程度の塩水に30分から数時間つける
アジの干物は塩水につけて下味をつけます。塩水の濃さは、いろいろ言われてますが、結局は海水と近いものが普通な気がします。
漁港で水揚げした魚をそのまま海水で洗って干したのが、はじまりなのではないかと思うくらい、塩分の濃さは海水の濃さがいろいろなところでベストな気がします。
アジの干し方
最近は熟成・熟成、熟成ブームですが、アジの干物だって定番だけど熟成した魚だと思います。
ただ乾燥させたものではなく、乾燥には時間がかかるのですからその間に間違いなく熟成による旨味が追加されています。
アジの干物は皮をまずは乾かす
干物を作る時、丸一匹をひらきにした場合は、つるすか、ネットに入れるというやり方を通常とると思います。
しかし、道具がないといけないので、私的には不便です。普段のキッチンにある範囲で、乾かしていくのですが、今回はオーブントースターのアミ部分を利用しました。
最初に、皮を表にして乾かします。
理由は、くっついてしまうからですね。見た目が悪くなります。
30分から1時間も放置すれば、十分乾きます。
皮が乾いたら身を乾かす
皮が乾燥し、アミにつかないことが確認できたら、ひっくり返して、身を乾かしていきます。
5時間から12時間程度干します。
完成は色で判断
程よく乾燥すると、色が変わっていますので、慣れればすぐにわかるようになるかと思います。
今回はアジ塩をつくってみました
先日テレビで、塩職人さんが様々な塩を使っていたので、アジの干物を作る際に漬け込んだ塩水を鍋に移して、加熱し、水分を蒸発させ、アジのうまみが凝縮したアジの塩=アジ塩をつくりました。
これを、今回は干物にかけて、食べます。
アジの干物を焼いて完成
程よいてかり具合がでて、いい感じのアジの干物になりました。
アジ塩をちょっとふって、塩の濃さを調整!
アジは、定番のアジの開き!!干物!
そして、なんといっても今回は、1匹43円。
おいしい朝食となりました!
内蔵をとるを避けているひともいるかもしれませんが、慣れれば全然苦にならないし、キッチンがよごれない、扱い方もできますので、チャレンジされるとよいと思いますよ!
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