一発でわかる、釣れる人と釣れない人の見分け方 -その理由を知ろう!-

釣りコラム

私は5歳の時から釣りを始めて、まもなく40年に近づこうというところまで来てしまいました。

その長年の釣り人生活の中で、魚が釣れる人、釣れない人というのにある程度傾向があることを以前より感ています。

そのような傾向を知ることで、どうすれば魚が釣れるようになるかの手助けになると思いましたので、今回は「釣れる人と釣れない人の見分け方」から、釣れる釣り人になるコツをお伝えできればなと思っております。

朝早くから釣りに来る人で見分ける 釣れる人・釣れない人

朝早くから釣りに来る人は大勢います。海の釣り施設や釣り掘りなど、多くの釣り場がありますが、朝早くから来る人は、やはり釣りを早くからやろうという方々です。

ですから当然のように釣れる人のはず!?

しかし、朝から釣りに来る人でも、一人で来る人と、大人数で来る人では、釣果が違ってくるという気がしています。

その理由を書いてみたいと思います。

大人数で来る人

大人数で釣りに来るということは、ワイワイガヤガヤとしゃべる人達であることが多いです。こういう人たちは釣りをしに来たというよりも、いつもの仲間での遊びの一つで釣りに来たということが多く。

たいてい釣れません

Aさん:釣れた?(。´・ω・)?
Bさん:釣れない(;´・ω・)

Aさん:だよねー、退屈…
    御飯にする? 今日いいものもってきたんだ!
Bさん:(・∀・)イイネ!!

大勢でいらっしゃる方は、釣りに来たというよりも、遊びに来たという感じで、釣れてない場合が多いですね。

一人で来る人

一人で来るひとは、本当に釣りが好きな人です。ほかの誰かがいなくても魚との戦いに熱中するために一人で来ている、そんな雰囲気さえ感じます。

また、一人の人はおしゃべりもできないので、当然釣りと向き合わなければなりません。

必然的に上手な方が多い気がします。

また、釣れなかったら諦めてすぐに帰るという姿をよく見ます。一人だからこそ釣れる・釣れないの見切りも早い、そう感じます。

釣り道具で見分ける釣れる人・釣れない人

手作りの道具を使っている人

手作りの道具を使っている人は、ルアーだとそれに気づけませんが、ヘラブナ釣りなどでは、よくありました。

今のようにダイワやシマノ、そして、上州屋が当たり前のようにお店を構える時代であれば、自作しなくとも買った方が早い。そんな中で自分の道具を使っている人というのは、やはり上手なんだろうと誰もが思います。

しかし、よく見るとそうでもありません。

釣ることよりも、道具を作ることが趣味なんだと思います。

かっこいい感じの道具の人

どこから見てもかっこいい加工のしてある道具。ピカピカ光って使う度にセンスが光る。

絶対にこの人釣りができる。

そうやってその方を眺めているのですが、他の人と比べてみるとそうでもない。

釣ることよりも、かっこよく竿を振っていることが趣味なんだと思います。

どこか簡素な道具の人

余り見慣れない釣り道具なのですが、あまりカッコ良い感じではなく、簡素な作り。

どうやって使うんだろう?

という不思議な気持ちにすらなるような見たことのない道具を使っている人。

すべてがそうではないですが、釣りのために必要最低限で、釣るために使うことが前提で、見栄えは後回し

そんな人を眺めているとやはり、上手い。そんな場面を何度も見ています。

釣ることが何よりも優先の方は、簡素で質素なものでも十分に釣っていきます

釣具店で売られている新品の道具を使っている人

釣具店で売られている新品の道具を使っている人がいます。

このような人は上手なんでしょうか、そうではないんでしょうか?

これは私が見てきた限りの話なので、すべて当てはまるとは限りませんが、参考までに読んでください。

新品の道具が多めの人

釣りを始めてまもないころは、全額釣りに投資するわけではなく、安い竿で、少しづつ購入するスタイルの人が多い気がします。

そんな釣り人の中において、新品で服装までこだわっている人と言うのは、大人の趣味の釣り人感が高まります。

このような人は道具にこだわるだけでなく、きちんと情報を収集するタイプの人であります。

最初はそれほどでなくても、すぐに学習し成果を出している。そんな印象を持ってます。

そもそものヤル気がちがうという感じでしょうか。

釣竿だけ新品の人

一部の道具だけが新品の人というのが本当のところかな。例えば釣竿だけ新品で、リールは以前のまま。

そんな友人が私にもいました。

しかし、一部の道具だけよくしても、実は性能は発揮されることなく、半分以下で、効果が薄いそのようなことがルアーフィッシングではよく起きます。

中途半端ならやらない方がいい。そんな言葉を思い出すエピソードの一つです。

釣りに来るメンバーから見える 釣れる人・釣れない人

友達と二人で来る学生

二人だろうが、三人だろうが何人でもいいですが、友達と連れ添ってくる学生がいます。

このタイプは、何か新しい遊びをしたくて釣りに来ていると言ってもいいです。既に書いた複数人で来る大人達と同様です。

当然、釣り以外のことを見つけると、その遊びを始めてしまいます。また、魚がいる水面を見ていません。

私は学生時代、友達と釣りに行くときもありましたが、友達といると、どこか束縛があり、場所の移動も容易にできなくなってしまうので、途中から一人で行くようになりました。

一人で釣りに行った方が、釣果がよくなったのは書くまでもありませんね。

また、複数人で歩けば、釣り場を荒らすことになります。しゃべっても同じです。

自然を相手にするのですから、人がいることを伝えてはいけないのです。

子供と釣りに来ている人

子供と釣りに来る人は、釣りが大好きで、子供と一緒にでも釣りに行きたい、すばらしいパパです。もしかしたら、奥さんに、子供も一緒に連れて行ってと言われたかもしれません。

さすがに子連れの人は上手い。絶対にそうだと思うかもしれません。

がしかし、残念ながら、子供と釣りに来るのは大変なのです。準備も釣り以外のことに神経をとがらせ、釣り場も選べないですし、、かなりできないことが増えてしまいます。

そのため、妥協の釣りとなります。

パパさんは大変ですが、釣りが成立しにくくなるので、その中で、釣果を出しているのは、実は子供の方だったりします。

集中力と言うのがいかに大事かがわかります。

いつもの場所で釣りをしている常連さん

どの釣りでも言えることですが、いつもの場所にいつもの時間に釣りに来ているという方々がいらっしゃいます。

その時間に魚もやって来るかのようにです。

このようなタイプの釣り人さん、常連なのですから、さぞや上手いはず。

と私も思っていたのですが、実はこれは誤解です。

いつもの場所にいつもの時間に、いつもの釣り方でという、いつもづくしになると、工夫がなくなります

魚は生き物です、そして、次は釣られまいと、一匹が思うだけではなくて、群れに対して、情報を発信しているのではないかと思うくらい、1匹が釣られると釣れなくなる群れがいます。

そんな状況の中で、工夫をしないのは、あり得ないのです。

都会では、釣り人が多くなり、みんながやる釣り方では、魚の方が学習してしまい、つれなくなってしまいます。

永遠に釣るために考える。そこが釣りの醍醐味だと私は感じています。

使い古しのクーラーボックスで来る人

常連さんであれば、確実に使っているクーラーボックス。

これは、本当か勘違いか不思議なところなのですが、私の印象では、使い古しのクーラーボックスで来る人のクーラーボックスに信じられないくらいの量の魚を入れてた印象が強く、使い古しの人が、上手い感じがしてしまっています。

理由はわかりません。

クーラーボックスが新しい=釣り歴が浅い

クーラーボックスが古い=釣り歴が長い

でも、釣り歴が長い人でも、クーラーボックスは買いなおすはずですよね。

あるとすれば、クーラーボックスにお金を掛けるくらいなら、釣果に影響のある道具にお金を掛けるということかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました