釣り人七不思議-魚を食べない釣り人-

釣りコラム

私は釣りをするし魚も食べますし、日本人なら大好きな寿司も食べます。

しかし、釣りをするのに魚は苦手、生は絶対食べないし、火を通してもおいしくない。肉が好き。

という人がいます。

釣り人なのに魚を釣っても食べない人がいるんだぁと思ったのは、今に始まったことではなく、昔からで、意外と魚を食べない釣り人がいることに驚かされます。

今回は彼らの言い分と、なぜそうなったのかの私なりの解釈を書いてみたいと思います。

魚は臭い、ぬめりがあって汚いから嫌だ

魚を釣っているのに、「臭い、ぬめりがあるから嫌」なんて、釣り人が言うはずないと、私は思うのですが、皆さんはどうですか?

そう思うなら釣りもやらなければいいのにと、私は思うのですが、そんな人が釣り歴20年を超えているとかって意外といます。

ただし、釣りが好きでも、魚を捌いたり、するのは嫌いなのです。

また、普段釣りをしている場所の、シーバスや魚の生息地を知っているだけに、その環境の悪さも知っているので、食べたいと思わなく理由もあると思います。

東京という都会の排水状況を知っていたら、スズキを食べるきにはならないでしょうね。そもそも人間が汚していることは棚上げしてますが・・・

釣りはやっても料理はしない

彼らは、釣るということが遊びの一環で、食べるために釣っていません。なので、魚が嫌いでも、釣りをやります。

今では男女差別になってしまいますが、男は料理はしないものと決めつけている人がいて、釣りはやっても料理は奥さんがやるものという人がいます。

しかし、奥さんが魚を料理するのが嫌な人もいて、切り身になっていれば料理をするけど、一からは嫌という人もいます、そうなると釣っても料理をする人がいないので、食べない、持ち帰らないとなってしまうようです

シェフという男の仕事もあるというのに、やらないのはもったいないと私は感じてしまいますが。。。

持って帰るのが面倒

魚を持ち帰るためには、クーラーボックスが必要です、そして氷も必要です。

魚を入れると魚のにおいがクーラーボックスにつきますし、その匂いのあるクーラーボックスを車に積むことになります。

綺麗な車に、汚いクーラーは載せたくないんだというわけです。

少し注意をすれば、それほど嫌がるものではないのですが、これが嫌で、魚は持ち帰らないという人がいます。

持って帰ってもどうせ食べないし。

単純に釣るのが楽しいのであって、食べたくはないそうです。

確かにルアーフィッシングは、道具の遊びで、魚相手なのに、手をあまり汚さず、手軽に楽しめるのではないかという、印象を抱かせるようなCMが行われていますから、そのように錯覚する人がいてもおかしくないと私は思っています。

どんな人がいてもいい

私は釣り人にはどんな人がいてもいいとは思っていますが、ルールと魚への尊厳は持っていてはもらいたいなと願っています。

どうせ殺して食べるんだから同じでしょ、という意見もあるとは思いますが、心からどう思っているかが大事ではないかと思います。

自分が食べる分だけは釣る、食べないのに釣る場合は、あまりダメージがないようにバーブレスフックを使って楽しむ。魚にあまり触れずにリリースできるように、針はずしや、フィッシュグリップで手早くリリースする。

そのような可能な限りの対応で、釣りを楽しみたいと考えています。

  • ゴミは持ち帰る
  • 釣り場は汚さない
  • 私有地には入り込まない

ルールや魚への尊厳を忘れずに楽しめれば、魚が嫌いでもいいかなとは思っております。

魚嫌いな人の理由

魚が嫌いな人の理由はさまざまです。以下に一部の理由を挙げますが、個人の経験や感じ方によって異なる場合もあります。

  1. 味や食感の好み: 魚の風味や特有の匂い、油っぽさ、骨などの食感が苦手であるため、魚を食べることができない場合があります。食べ物の好みは人それぞれであり、魚の特徴的な特性が合わないことがあります。
  2. 魚の加工や調理方法: 魚の調理方法や加工の仕方によっても好みが分かれることがあります。例えば、生の魚や刺身は苦手でも、調理された魚や揚げ物、焼き魚は好まれる場合もあります。
  3. 魚のアレルギー: 魚に対するアレルギー反応がある場合、身体的な不快感やアレルギー症状が現れる可能性があります。この場合、安全のために魚を避けることが必要です。
  4. 文化や宗教的な制約: 一部の宗教や文化においては、魚の摂取が制約されている場合があります。個人の信仰や文化的な背景によって、魚を避けることが好まれる場合があります。

これらの理由のほかにも、個人的な経験や思い出によって魚が嫌いな人もいます。食べ物の好みは個人の主観的な領域であり、それぞれが異なる好みを持っています。

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