ルアーフィッシングの目覚め-バスプロに出会った思い出話8-

ルアーフィッシングの目覚め

私がブラックバスを始めて釣ったのは、埼玉県の北部にあるゴルフの打ちっぱなし場の用水地であった。

その時の思い出にまつわる、私小説。続き、第8話です。

第1話 第2話 第3話 第4話 第5話  第6話 第7話

「え!?、どういうこと!!」

バスが駆除されてしまったという「お化け沼」。もうすっかり、やる気がなくなった、中学生3人。

そのゴルフの練習場にも、ブラックバスがいるという話だけど、誰も行ったこともなければ、釣りをしたことがないので、正直、半信半疑。

「とりあえずはいくけど本当に釣れるんだろうか?」という疑いを持って、自転車で向かっていたのでした。

H君「お化け沼は、すぐ釣れる場所だったのにがっかりだー」

K君「ありえねぇー。駆除ってさぁ」

二人とも、本当にショックそうでした。

私「害魚扱いだもんねぇ」

K君「釣れんのかなぁ、そのゴルフ練習場!?」

私「へら師のおじさん情報だからね、信用できないかもね」

私達は、大人達に対する疑い魚に罪があるのか?という疑いを、語りながら向かったのでした。

ということで、自転車で15分ばかり。教えてもらった道を行くとそのゴルフ場が見えてきたのです。

H君「うぁー、ほんとゴルフ練習するとこじゃん。どこで釣れんの?」

私 「え!?、どういうこと!!」

そこはどうみてもゴルフを練習する場所で、釣りなんてできそうになかったのですが、そのゴルフクラブを振っている人たちの先を見ると・・・

水面があった!

なんと、そこは水面に向かって打つ、変わったゴルフ練習場だったのです。

私「あっちの側見てよ、釣りやってる人いるよ!!、とりあえずやろうよ、ドジョウもったいないし」

私は、釣り人をみてテンションがあがりました。

H君「そうだねぇ」

ゴルフ球の反対側の岸は、釣り人が何人もいて、釣りをしていたのです。

もちろん私達3人も向かいます。釣り人が何人もいるのを確認した私たちは、急にやる気が沸いてきたのです。

続く

ルアーフィッシングの目覚め

-バスプロに出会った思い出話-
第1話 「夢のような釣りの話」
第2話 「バスってなんだ?」
第3話 「ウキがなくなる!?」
第4話 「この黒いのがエサだってぇ!?」
第5話 「これがお化け沼だぁ!」
第6話 「おしかったぁー、釣れたと思ったのにー」
第7話 「おかしい・・・何かがおかしい」
第8話 「え!?、どういうこと!!」
第9話 「や、や、やべぇー」

コメント

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