気分で釣りをするのではなく、時にはルールに従って釣りをする
ルアーフィッシングは、攻め続けなければ釣れないので、心の釣りでもあることを、前回の処方箋で書きました。
その経緯もあって、ある時から私は決めたことがありました。
それは、ルールを決めたのです。
釣れても、釣れなくても、50回ルアーを投げてつれなかったら移動する。これをこの堤防の端から端まで5メートル毎にやる。
このルールを決めた時から、考えなくなったことがあります。
それは、釣れる、釣れないという概念です。
ルールで50回投げるのですから、残り何回を中心に、思考しているのです。
「あと50回で、釣れて欲しい」
「釣れないのに、あと50回投げないと」
「あと50回で、移動になってしまう」
( ˘•ω•˘ )
釣れそうだからあそこを狙う。釣れなそうだからあそこを狙う。釣りの経験があるわけでもないのに、根拠もなく、そうやって勘違いをしていると、釣れる場所がどこかもわからず、食わず嫌いな釣れる場所を見逃すのです
確かにネガティブな思考もありますが、それでも50回という回数のルールまでは、投げなくてはいけないとなった瞬間から、思考のパターンが変わったことは、ポジティブな影響を与えました。
ポジティブな影響
無駄に粘るということがなくなったのです。
以前なら、絶対ここは釣れるはずだと思ったところは、釣れるまで、何度も繰り返しルアーを投げ、粘ってしまっていたのです。
ところが、回数で移動をしなければいけなくなったとたん、無駄に投げるということがなくなります。
50回投げてダメなら移動するのですから当然です。
普段はやらないところもルアーを通すことで、やはり釣果も変わり始めました。
釣るための軸を変えることは大事である
気分で釣りをしていると、全然釣れない時には、釣れないなという気持ちだけで、釣りをやめて帰りたくなるものです。
ところが、回数と言う軸に変えたことで、釣りのやり方がだいぶ変わりました。
釣れないと思ったときには、思考の軸を変えてみましょう。
釣りの内容が大きく変わると思います。
ルアーで釣れない人への処方箋
釣れるとされる場所でルアーを投げ続けなさい
悩む暇があるならルアーを海に投げ続けろ
歩いて投げろ
ルアー50投ローテーション
潮位の異なる時間に再トライ
待ってから巻け
巻くスピードを毎回変えろ