上州屋など、釣具店に必ずある釣果情報、メバル好調ですとか、イカシーズン到来とか、ありますが、あの情報を信じている方っていますか?
私は完全に信じているわけでもないですし、信じていないわけでもありません。でも、その情報で釣れる!とは思わず、あくまでも参考情報だと思っています。
そんな釣果情報に関して、私は思うことがありますので、今回は釣果情報について書いてみたいと思います。
釣具店が釣果情報を掲載する目的とは
釣具店で販売されている道具を使って魚は釣れますか?
釣具店が釣果情報を掲載する理由は、書かなくても皆さんご存知だと思いますが、集客と販促が目的ですよね。
集客・・・お客さんを集めるため
販促・・・釣り具の販売を促進するため
お客さんを集めること、釣り具の販売を促進すること。これが基本的な理由です。
しかし、釣具店で売られている道具を使って釣れる人釣れない人がでてきます。同じ道具なの釣れない人と釣れる人にわかれるから不思議です。
釣れる人・・・釣りが上手な人。道具の使い方を知っている人。
釣れない人・・釣りが苦手な人。使い方が間違っていた人。
釣具店は、釣りの道具を販売していますが、それを使って魚が必ず釣れるとは言ってません。魚が釣れるところまでを保証して商品を売っていません。
話をお医者さんの話に変えると。お医者さんの場合は、効果がなければ、薬を他の薬に交換してくれたり、治療方法を変えてくれますが、病気を完全に治せない場合もあります。それでも、病気を治すためのサービスを提供してくれます。
しかし、釣具店の場合は、魚を釣るためのサービスをしているのかというと、どちらかというと、薬の販売店に近く。釣り具を売るサービスを提供はしてくれていても、魚を釣るためのサービスを提供してくれているとはいいがたいです。
釣具店は、釣れる保証はしてません。もしかしたら、個人店では釣れるまで補償するというところが、あるかもしれませんが、そんなお店を私は知りません。
釣果情報が絶対ではない理由
釣具店に限らず、 海釣り公園や施設などから 釣果情報というのがホームページで掲載されることがあります。
こちらの情報を見ると、私が行ったら同じ魚が釣れると期待されると思いますが、それは間違った理解です。私も最初はそのように期待をして釣りにいきましたが、違うのです。
釣果情報は一部の方の情報に過ぎない。
釣果情報は、釣れた実績の情報です。それは間違いありません。しかし、それは一番釣れた人、あるいは釣れたと情報をくれた人の情報であって、平均的な情報ではないのです。
他にもっとたくさん釣れた人がいたとしてもその情報がでていないことはよくあります。 また、まったく釣れなかった人の情報は出ることもありません。
たまたまたくさん釣れた人の情報が釣果情報になっていたりします。
魚が釣れない理由は様々である
釣果情報を信じて、魚が釣れると思って、その釣り場に行ったのに釣れない。
「また、嘘言いやがって」「釣果情報は当てにならん」
いろいろな声があります。しかし、釣れる理由もあれば、釣れない理由もあります。
その釣果情報が出た日と天候が違った
魚がエサやルアーに飛びつくための天候の条件はあります。海の濁りも釣果に影響がでます。たまたま良い天候条件が重なったときの情報の可能性もあります。
直前に釣り場を荒らした人がいた
足場の良い堤防など、車でファミリーでいける釣り場には、週末たくさんの人が訪れます。そのような場所は、釣り客の影響を強く受ける場所とも言えます。
サビキ釣りのために投入されるエサ、ごみの後始末、魚が避ける釣り場を荒らす行為。いろいろな条件が重なって、魚が口を使わない状況を生んでいる可能性もあります。
釣果情報は、私も行けばきっと釣れるはず。同じ喜びをつかめるはずと、期待して読むと思いますが、同じ釣果になることは、はまずありません。
それでも、その状況を踏まえて、どこに魚がいるのか?何なら口を使うのか?を考え、釣り方を考えて行えば、釣果はでますし、より以上の釣果にもつながります。
釣果情報は、その釣り場、そのエリアには、その魚がいるんだな!!程度に考えて、釣り方を考えていくのが一番かと思います。
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