アクアリウムでわかる魚を育てることの難しさ2-リリースと言う偽善-

難しい魚のリリース

このサイトでは、魚をリリースすることはほぼ不可能だと主張させていただいています。

その理由について、今回は記事を書かせていただこうと思います。

第1回

口に異常があったブラックバスのその後

水槽で買い始めたブラックバス。針が刺さった場所の血豆が気になるますが、人間と同じように放っておけば、自然に治るだろうと思って、特に何もせず飼育を始めました。

念願のブラックバスのアクアリウムです。どんな姿が見れるかと、学校から帰ってくると鑑賞が楽しみになっていました。

エサはどうしたかと言うとカエルです。

梅雨の時期だったので、自宅の庭には、アマガエルがたくさんいまして、いくらでもとることができました。また、ドジョウをスーパーで買ったりしていました。

そうやってエサを食べたりする姿を眺める毎日を見ていてたのですが、体にさらに異変が…

口の血豆のような場所も治らず、今度は体の周りが白くなり始めたのです。

前もって、魚用の薬につけておくなどすれば、よかったのかもしれませんが、そのブラックバスは、買い始めて2週間も経たずに死んでしまいました。

学生の私には、とてもショックだったのを覚えています。

魚の飼育の難しさを思い知らされました。

なぜダメだったのか?

この悲劇の後で、私はどうして死んでしまったのかを考えました。

  • 針で釣ると魚はダメなのではないだろうか?
  • 水槽がダメ?
  • ポンプがダメ?
  • ろ過がダメ?

いろいろ考えても答えは出てきません。経験が少なかったからです。

今であれば、自然から採取した魚の飼育の難しいこと、ストレスをなくすための期間が必要なこと、バスの捕まえ方など、わかっていることもありますが、この時はまったくわからない素人の学生でした。

そこで、アクアリウム(魚の飼育)に関する書籍を読み漁ります。

そうやって、魚の飼育に関することを私は学び始めたのでした。

つづく

 

アクアリウムでわかる魚を育てることの難しさ

-リリースという偽善-
第1回
第2回

コメント

タイトルとURLをコピーしました