土曜、日曜の2日間、可能な限りGoogle Glassを装着していましたので、いろいろとグーグルグラスの日常利用について思う所をいくつか記録します。
私のグーグルグラスの普段着用は、アメリカでの映画館・レストランなどでの使用禁止がニュースとなっているように、今のところ歓迎されるものではないようなので、着用するのは外を歩いているときに制限しています。
グーグルグラスを着用して歩いているとたまに気づく人もいますが、ほとんどの人は、その存在自体を知らないようで、反応を見る限り変なものを付けた人が歩いているくらいの印象しかないような印象を受けます。
また、歩いている人の顔をマジマジと見るのは異性の場合がほとんどでしょうから、そもそもグーグルグラスを装着していることに気づく人もすくないです。
実際にリアクションしてくれたのは、5歳から6歳くらいの子供と自転車に乗っていた若者くらいでした。
子供の方は「パパあれ何?」という感じで、好奇心旺盛な子供ならではの反応でした。人の顔をジロジロみるのは子供のうちだけで、大人になるにつれて避けていきますから、子供の方が気づきやすい感じですね。
また、自転車に乗っていた若者は、声にこそ出していませんでしたが、「マジ!?グーグルグラスじゃん!」って驚いた顔をしていました。
とは言っても気づかれるケースはまれで、装着していない時と同じように過ごせなくもない感じです。あえて目立ちたい人には少し残念なことなのかもしれませんが、そのような人はオレンジやブルーなど目立つ色のグーグルグラスを購入されるとよいのではないでしょうか。
話は戻りまして、実際に利用していて気付いたところを書いていきます。
始めて装着した時、画面が小さくて使いづらいこりゃ厳しい、画面は微妙と思っていた画面ですが、Google Glassのレンズと目の距離をかなり近くに持ってくるように設計されていることがわかり、グラスを密着させるようになってからは大きさや画質の悪さを気にすることはなくなりました。
右上に表示されるという仕様も左上を見上げるときに人間は記憶を思い出そうとするという癖にマッチしていて、たまたまかもしれませんが、それを邪魔をすることのない仕様であることに喜びを感じました。
レンズ部分はかなり分厚く、レンズの端の部分に死角があるという話をブログで読んでいたのですが、ないことはないとは思いますが、画面を凝視していなければそれを感じることはないと思います。
私の使用しているバージョンがV2でメモリが少ないからかもしれませんが、動画を再生する場合は挙動が安定しません。WiFiのスピード低下が原因かもしれませんが、画面が暗いまま音声だけが再生されるという現象が、けっこうな頻度で起こります。
また、ネットワークに通信するグラスウェアが複数インストールしてあると動作が不安定化します。複数の動的なアプリを起動すると昔のパソコンのように動作が不安定化します。ここら辺はスペックの問題だと思うので、後継機では改善されるところだと思います。
ウィンクによるカメラ撮影については、感度が今の所よくありません。調整をもう何度か繰り返すか、私の方で使い方を誤っているのかわからないのですが、現時点では思ったようにウィンクでカメラ撮影できていません。撮ってもらいたいときにウィンクしても撮影されず手動になっています。一方で、思いもよらず普通にウィンクしたときに撮影されたりします。とはいっても、ウィンク機能をオンにしていますが、撮影されることはまれです。
動画の撮影時間は10秒がディフォルトで、延長したい場合はエクステンド操作をする必要があります。これはバッテリーが少ないこともありますが、g+ などで共有するにもその程度がちょっとしたシェアでは妥当と判断してのことかと予想します。
カメラの撮影に関しては、カメラの位置も右にあるので、目で見ている現実よりもやや左にしないとおもった通りには撮影されません。