http://www.greenvilleonline.com/story/money/business/2014/11/27/bmw-plant-using-google-glass-help-evaluate-vehicle-quality/19579017/
ここ数日、本業の仕事が忙しくなってしまい、というのもスケジュールを立てた人間が、自分のやったことがない作業を見積もっているので、実際の作業量よりも少ない工数で作業を見積もるという、ITだとよくやる失敗が理由なのだが、Google Glassの使用レポートがあまりすすんでいません。
ということで、今日もGoogle Glassに関する記事を読んだので、この記事を通して感じたことをメモしておきます。
ほとんどの企業がGlasseareの開発を止めたというロイターの記事が多くの記事に影響しているようで、グーグルグラスは死んだというのがアメリカのメディアの論調のようである。
グーグルグラスの特徴である、メインの画面ではなく、サブ画面のアプリケーション表示というのはエンターテイメント利用には向かないからなのか、グーグルグラスの一般販売をグーグルが明示的に示していないからなのか、スマホアプリでもう満たされているのか理由は様々だけれども、グーグルグラスのユーザーが少ないことが、その背景のような感じだ。
そりゃ開発者向けの販売中なんだから、仕方ないと思うんだけれども。1500ドルって言ったら、MacBookなどノートパソコンを買ったほうが現状は有意義だろう。ソフトが全く追いついていないのだから。
で、今回のこの記事は、産業用利用の記事です。BMWの品質管理に手ぶらで使えるカメラを役立てているということのようである。
手ぶら=作業者補助、というのが現時点での特徴なので、このあたりのサポートが今のスマートグラスの方向性のようなのである。
ウォークマンでも、同じような画面がないヘッドフォンはあるので、音楽利用は電池の持ち次第ですぐに移行できる使い方ではあると思う。ただ、その使い方だけなら出せて数万円だよね。
グーグルグラスは手ぶらで使うということを特徴とするからこそのヴォイスコマンドを全面に打ち出しているわけなんだけれども、それが不評という話も出ているようで、利用者側の受け止め方と、グーグルの設計者の見ている方向性の違いを記事を読めば読むほどに感じるので、グーグルグラスが死んだというよりも、グーグルグラスを次のスマートフォンとして捉えた人々の思いが、失望に変わりつつあるというのが、私の感じるところだ。
でも、それって、君らの読み間違いなんだと思うのだけれども。
グラスウェアは、手ぶらで使うパソコンだと思うので、その利用はまだ始まったばかり、どうなるかなんて誰もわからない。けど、タイプライターが発明されて計算機に至った当時のことを私は知らないのだけれども、そんな移行のタイミングのスマートグラス。
どう使うと面白いのか、それを考える人が増えるほどに面白くなっていくのであり、時代が変わればとんでもなく化けると私は思うわけである。スマートウェアが増えるほどに、電池や電波、カメラ、センサー等々、すべての機器の小型化と品質が向上していくので、どんどん進化をしていく領域だと思う。
当面はWEB・スマートフォンで稼ぎつつ、様子を見ながらスマートウェアにも投資をするくらいでいいんじゃないかという理解が、「Twitter」の開発停止の理由な気がするんだけれども、すばらしすぎる未来をすぐに否定するのも、どうかと思います。
ということで、私はまだまだ、グーグルグラスの興味は失っていないので、記事は続けていきます。それだけかな?書きたかったことは。