煮付けという料理方法は、魚嫌いでも思わず「旨い」とうならせる御飯にもお酒にも合う魚料理である。醤油、砂糖、出汁、みりんなど、自然由来の調味料が作る絶品の魚料理が「煮付け」ということができるでしょう。そんな煮付けの作り方の基本をご紹介しましょう!
煮付けの基本を学んで作ってみよう!
魚の煮つけの料理方法を学んでいきましょう!
煮付けという料理方法をざっくり言うと!
「水、醤油、砂糖、みりん、酒、ショウガ」を鍋に入れ火をかけます。そこに魚を入れ、裏返すことなく煮詰めていきます。15分以上ゆっくり煮て、煮汁がとろーっと煮詰まったら完成です。
煮付けのポイント
- 鍋に入るサイズにカットする
- 煮る前に魚の皮に切り込みを入れる
- しょうがを入れて魚のにおい・臭みをとる
- 落し蓋をして味を染み込ませる
- 煮崩れるのでひっくり返さない
- 火力は落し蓋をして泡立ってるくらいがベスト
次からの料理の流れの中でもポイントは掲載していますが、ざっくりポイントを見てみてくださいね!
煮汁のレシピ
煮汁の分量をチェックしよう
水 | カップ1 |
醤油 | 大さじ3 |
砂糖 | 大さじ3 |
酒 | 大さじ1 |
みりん | 大さじ1 |
ショウガ | 1かけらを薄切りに |
煮汁は家庭の味、みなさんの好みで調整しましょう!濃い味を好む方は醤油を、甘さを求める場合は砂糖を多く入れてください。
水は魚に火を通すために使っていますので、分量は目安ですよ。
魚の準備をしよう!
- ウロコをとる
- 内蔵をとる
- エラをとる
ウロコは丁寧にとろう!
ウロコが残っていると急に食べにくくなるのでウロコはしっかりと取っておきましょう!頭を落としてしまう場合はエラとりは必要ありません。
切り身にすることなくフライパン・鍋に収まるサイズのときはそのまま煮付けましょう。収まらない時は切り身にします。
切り身にするときは、ひれなどはハサミで切り落としてしまうと食べやすくなります。
皮には切込みを忘れずに入れよう
皮に切り込みを入れておきましょう。切り込みを入れないと煮ている最中に皮が破れた感じになり見た目が悪くなります。
魚を煮付けてくよ!
- 煮汁の分量を参考にしながら鍋に調味料をすべて入れる
- 火をつけて煮汁を煮立たせる
強火で一気に加熱し、煮立ったら火を弱めます - 魚(切り身)を入れます
- スプーンで煮汁をすくい、見えている面にかけていきます
- 落し蓋をしながら煮ていきます
落し蓋をはずし、スプーンで煮汁をすくい表面にかけ、落し蓋を戻す作業を目安2分毎に行います - 煮汁がとろーっと煮詰まってきたら完成です
目安は15分程度
落し蓋はアルミ箔で
落としブタはアルミ箔で代用できますヨ
器に移して煮付けの完成です
魚の種類により皮がはがれやすかったり、身が崩れやすかったりしますので、盛り付けの際には注意が必要です。