このページでは、ルアーのカスタマイズについて書いていきたいと思います。カスタマイズ=調整です。
ペンチやプライヤーがカスタマイズのスタートである
ルアーのカスタマイズの話を書くと、何やら難しい話で、私には縁がないという、最初から興味のない方もいらっしゃるとはおもいます。
しかし、実際には、釣りをやっていく中で、何かしら調整をせざるを得ない場面や、気づいたら自分で調整していたなんてことも普通にあったりします。
その最初は、プライヤーを使った調整でしょうか。
・バーブ有りフックをバーブレスにする
ルアーの針としてポピュラーに使用されいているトレブルフックですが、これには刺さった針が抜けないようにする仕組み、返し(バーブ)が必ずついています。しかし、このバーブがあることで、針が抜けにくくなるばかりか、魚の口が傷つきやすくなり、リリースしても生存確率が下がるということがおこります。
それを防ぐために、バーブレスフックにする際に、プライヤー(ペンチ)を使うことで、針の調整をすることがあります。これも立派なカスタマイズです。
また、ルアーについている、ラインを結び付ける針金部分が曲がってしまったので、ちょっと調整する。角度を変える、これも立派なカスタマイズになります。
おもりをルアーに貼ってカウントダウンスピードなどを調整する
ルアーが思いのほか沈まない。カウントダウンタイプのルアーではないけれど、カウントダウンさせたい。そんな時は、上のような鉛タイプのシールをルアー本体に貼り付けることで調整が可能です。
鉛のシールを貼ったら、塗装しなければだめではないか?と思われる方もいますが、魚の目は、それほどすぐれてはいません。
魚はルアーを泳ぎで判断していたりもします。塗装で判断している部分はすくないです。また銀色であれば、魚の魚体も銀ですから、違和感なくルアーを追いかけてくることを体感されると思います。
アイ(目)をカスタマイズする
アイの調整は釣りのためというよりも、自分で作ったルアーにこだわったアイを注ぐそんな行為のような気がします。塗装による目は、どんなに頑張っても平面にしかならず、市販されているアイを買うのが圧倒的にすばらしい作品だと感じさせます。
市販のルアーのアイを交換する人は、ほとんどいないとは思いますが、時には交換して、ルアーの世界の深いところに入っていく道しるべとなるでしょう。
ハンドメイドルアーの道に進む
いわゆるバルサ材(木材)をつかって、ルアーを削り出していく昔のルアーの作り方は現在も健在です。
最近はあまりにも安いルアーが市販されるようになったため、ハンドメイドの魅力はなくなりつつありますが、自分が作ったルアーが魚をだまして誘い出す魅力は格別のものがあります。