http://www.dailymail.co.uk/news/article-2875775/Robocops-Google-Glass-wearable-computers-exoskeletons-police-forces-wishlists-officers.html
思ったよりも一般受けしなかったという評価がグーグルグラスには与えられているようである。(日本では存在自体がない仕様ですが)
電池が持たないのと値段が高いというがその理由とされている。私は何度も書いているが、まだ正式リリースじゃないんでは?という意見はさておき。
一般利用はともかく、業務利用はどんどんと進んでいるようである。ソフトウェアが追いついてきたというが、その理由な気もするけど、航空機、医療、警察、宇宙などなど、と幅広い分野で利用方法の模索が始まっている。(日本は当然出遅れている)
ただし、料理利用においては、すでに失敗っぽい話も出ている。画面を見ながらだと面倒くさいのか、湯気でレンズが曇って使えないのか、よくはわからなかったのだけれども。
スマホのようにゲーム機やカメラ、はたまたおもちゃとして利用するなら、Google Glassはまだまだいけていない端末であるが、業務利用をされたらとんでもない代物とも言える。
警察官が所持すれば、証拠写真・映像は取り放題(バッテリーの問題はるが、現行でもUSBで充電しながらの利用は可能)
まぁ、場合によっては、警察官の違法行為も残すことになるかもしれないので必ずしも歓迎されるものではないかもしれないけれど、顔をスキャンするだけで、個人情報や犯罪歴が表示されるようになったりというのは、直近のGlasswareが対応していなかったとしても、すでにある技術で可能だと思われる。
また、センサー次第で、アルコールや薬の使用状況も瞬時にチェックできるかもしれない。
カメラの画像という情報に関して、我々はただの写真だと思い込んでいるのだけれども、カメラの画像解析技術がより高まれば、画像というものは恐ろしいスキャナーだと考えてもいい日が来ると私は考えている。
人間が写真を見て理解出来る情報は、当然コンピュータだってソフトウェアの進化に伴って得ることができるようになる。そうなった場合、日々どこでとなく取られている監視カメラの情報を解析し、人とひも付けて行動を記録・管理するというのも、不可能な技術ではなないところまで、来ていると言える。
会社の管理マシンから離席の回数が多すぎます、トイレが多すぎます、タバコが多すぎますなんて、警告メールが飛ぶなんてのも、やれば可能なわけである。
エンターティメントや人の可能性の模索として、ポジティブに使われるとGoogle Glassやウェアブルはとても楽しめる技術ではありますが、逆の利用も当然しかりなのである。
まぁ、いずれにしても、すでに生まれた技術、人は善意の為に何事も行っているので、あとは受け止め方次第なんでしょうね。
グーグルグラスの次のバージョンの話も上記で紹介したサイトには出ていて、インテルで電池の持ちがよくなるってのは確定情報のようである。
しかし、日本には存在しない仕様は大丈夫か。情報後進国で、日本はさらに沈没し続けますかね。