http://www.computerworld.com/article/2848459/is-google-glass-extremely-boring-or-simply-dead-itbwgk.html
ロイター通信が、Google Glassのアプリ、グラスウェアの開発を行っていたベンチャーが開発を止めたり、ペンディングにしたりというネガティブなニュースが伝えられてから、口火を切ったかのようにGoogle Glassに対してネガティブなニュースが増えました。
G-Glassが2018年まで開発バージョンから抜け出せないという調査会社の報告や、それに合わせるかのようにG-Glass信者が飽きたとか、eBayで安くオークション出品されているなどなど。あたかも、そう世論が動いているかのように、ここのところネガティブな記事が並んでいます。
ところが、実際にeBayに出品されているグーグルグラスを見てみると、一つ前のV2.0のGoogle Glassの件数が多く、$1,000以下で最新のV3.0のGoogle Glassを手に入られる感じでもないんですね。$1,000以下のものは、入札時間がたっぷり残っています。
そもそも現時点でGoogle Glassは実験段階の開発者バージョンで、購入者はエクスプローラー、つまりは自分で挑んだ開拓者達のはずなのです。
Google Glassをしたまま、映画館に入れなかったり、レストランに入れなくなったり、Glassholesなんて罵られても、自分の選んだエクスプローラー精神で、新しい時代を作っていくことを選んだ人でなければ、所有して欲しくないと私は強く思いました。
グーグルグラスを実際に手に取り、使ってみれば、その映像はまさにSFの世界。信じられない進んだ未来を体感するのは確実です。先日、元技術職・88歳の私の祖父にグーグルグラスを渡したら、目を輝かせてすごいと言っていました。
今のグーグルグラスの右上枠の配置という仕様は「通常の風景+映像」という試みであり、生活を進化させるための配置としてはベストであると私は感じます。ゲームに使うなら、ヘッドマウントディスプレイが良いわけですが、グーグルグラスはそのような使い方とは違う世界なのです。
インターネットが始まった頃、そこにはYouTubeもなければ、ブログだってない時代がありました。ちょっとした文章だけのホームページはあっても、デジカメの画像は低解像度だったし、ましてや動画なんてありませんでした。今思い返せば、アナログで白黒なインターネット世界だったんです。それが、電子書籍もあれば、動画もあり、ゲームもインライン、なんでも処理できる時代になったんです。
まだ始まったばかりのウェアブルにケチをつけるのは、明らかに愚か者の戯言であり、未来を自分で創らない人々の嘆きでしかないのです。
未来を感じる人には、是非とも手にとってエクスプローラーとして開拓を続けて行ってもらいたいです。