http://www.wdrb.com/story/27332572/local-start-up-uses-google-glass-to-enhance-the-workplace
上の記事を読むとGoogle Glassを積極的に仕事に取り入れている会社が出てきているようだ。
記事の会社では、もっともクールな点としてリアルタイムのストリーミングビデオをあげている。
いまやプレイステーション4であってもプレイ状況を共有できるくらい情報の共有はたやすくできるようになってきた状況があり、特別新しいことではないですが、Google Glassだと手ぶらで、しかも仕事しながらヴォイスコマンドなどで簡単に今自分がやっていること、問題点を相手に見てもらいながら仕事をすることがどんなにすばらしいかは、想像に難くないですね。
実際の映像というのは、問題解決のための圧倒的な情報量ですからね。
私の実体験でも、実家の父親がパソコンを使っていての簡単な質問。「例えば、エクセルでうまく枠線が書けない」とかという質問があったんですが、これしきのことで私の説明する手順でなぜできないのか、相手の状況がよくわからず、実際に現場にいって説明したということが経験上ありました。
もちろんWEBカメラもあるし、リモートディスクトップ機能で画面共有もできるのですが、父親は操作方法や設定手順を知りません。電話で伝えながらやってもらうにしても、なかなかうまくいかず、結局のところ現地でってなってしまうわけです。
しかし、Google Glassであれば、シンプルな操作、ヴォイスコマンドとで、簡単に瞬時に共有ができ、またビデオカメラの解像度も上がっていて、操作がより詳細にわかるんだと思います。(ここら辺は手に入れてから検証したいところではあります)
将来的には簡単な医療であれば、医者に通わずとも自宅で状況を確認してもらい、処方箋を郵送で受け取るなんてことも実現できるんじゃないかと思いました。
いずれにしても、ストリーミングによる情報共有は、移動の時間を相当削減してくれるはずです。
日本の企業でGoogle Glassを積極的に取り入れる企業はまだまだ少ないと思いますが、外資系企業は英語圏ですから、すでにGoogle Glassを積極的に取り入れる手法の模索と適用を開始しているんでしょう。この差は大きいと感じますね。
グローバルで必要とされる分野で競争をするには、日本で仕事をしているとやはり厳しい部分がるんじゃないかと思いました。日本独自の仕事であれば、競争する必要はないですが、グローバルで競争するような共通的な仕事の場合は、Google Glassを始めとし新しいツールの業務活用にも積極的にアプローチしていかないと、と思いました。
でも、いや、そういう道具の活用方法を提案して買ってもらう仕事があってもいいんだと思いますね。ビジネスチャンスは、常に隙間にありますからね。