食べログで、北千住駅を指定して、ラーメン屋さんをランキング順に並べると牛骨らぁ麺マタドールがトップに出てくるのですが、そのマタドールから独立した方がやられているというラーメン屋さん、さかいさん。このお店、私、ツイッターもフォローしておりまして、すごく気になっていたんですよね。
若いころは、人間の生きる意味なんてものは、薄っぺらいもので、生きる価値なんてものはないと思ってたのですが、何十年もオッサンをやっていると、長年やってるもの、続いていくものに、どこか感動を覚えてしまうものなのですね。このさかいさんも、修行して独立してという一連の流れの話を聞くと、長い人生というものをどこか感じてしまうのです。
毎日、牛骨スープをとって、店を開けて、来てくれるかわからないお客さん相手に、仕事をし続ける。まー、仕事を続けてるオッサンなら、みんなわかるよね。ということで、いってまいりましたが・・・・
実は、2日前の水曜日にやってきまして、運悪く定休日、ということで、北千住駅前をぐるぐるした2日前がありの、ついにやってきた、金曜日のさかいさんに向かうともちんでした✌
らぁ麺屋のさかいさんの場所
北千住駅の東口から約300メートル。
駅前にもたくさんのラーメン店は並んでいるのに、駅からちょっと歩かないといけない、ある意味、戦いにくい場所を選んでいるのは、マタドールさんに自信があるからなのかわかりませんが、ちょっと遠い場所にあります。
夜の北千住東口だと、少しくらい北側の道をいかないといけないので、立地的にはかなり不利な場所にお店はあると感じますね。
最初に目に入るのは看板です
北千住駅を降りて東口を進み、たこ焼きハイボールのお店を左曲がって、暗い道を歩いていくと、さかいさんの看板が見えてきます。この日はスゴク寒かったので、お店のあかりが温かく感じましたね。
さかいさんの外観
金曜日の20時過ぎ。この時間は、お客さんがゼロでした。びっくりしちゃいましたね。道を通る人は、「ここおいしいお店だって有名みたいよ」なんて会話もされていましたが、とはいえ、私が入店したら、2名すぐにきて、3名の来店。一気にお客さんが増えてました。
のぼりも、たれまくも統一感のない感じが、ある意味、味をだしてますね。店主さんのものなのか、バイクが店の前に置いてあるのも、なかなか、絵になってましたね。オッサン的には、こういうのいいっすよ♪
さかいさんの雰囲気
カウンターはブラック!マタドールスタイルなのかもしれませんね。牛肉は黒と赤と金網のイメージ、あるいは闘牛のイメージですから、牛骨ラーメンにはブラックということなのかと、ともちんは受け取ってます。
かっこいいですね。
ラーメン屋さんの厨房は見せてくれるところと、見せてくれないで、隠すところと、お店によってまちまちですが、さかいさんは、テーブルが高いので、厨房が見下ろせる、オープンキッチンすたいる。
何も隠せることがなく、仕事ぶりが見えてしまいますね。そういういみでは、オープンキッチン、オープンラーメンとでもいえるかもしれませんね。
さかいさんでのご注文
ラーメン店に初めて伺う場合、人気店の場合は、券売機は左上メニューを選択せねばならないという、レポーターとしての使命感が湧いてきている昨今。さかいさんでも、左上メニュー、牛中華を購入しました。
食券をテーブルに置くこと数分で、あっというまに牛中華がやってまいりました!
テーブルにスマホ✕のシールが貼られていたので、写真NGかと思ったのですが、店主さんに伺うとカメラOKということで、撮影いたしました。牛中華は、醤油ベースの牛骨スープ。そこにチャーシューと色のない味玉、ネギたっぷり、そして、海苔と、メンマではなく小さなたけのこという、スタイルでしたね。
牛中華のレビュー
食べやすい細麺に、醤油味の濃い牛骨スープですが、どこか甘みも感じられる、マタドールを感じさせるスープでした。たけのこは、メンマとは違う食感ですが、これはなかなかですね!味付けはメンマとは同じかと思いますが、味のしみこみはやや薄く、食べやすく、たけのこの食感を感じれました。
ラーメンの器は、三角錐になっているので、スープはそれほど多く入っていませんので、ふつうに食べすすめると、ラーメンとスープが減っていきますね。というところで、気づいたことがありました。
牛骨ではないですが、ナンコツなのか、固い脂肪の周辺の部位なのか、噛み応えのある食感を感じました。なんなのだろうとよく見ると、牛すじのような部位を細切れにはいっていたものが見つかりました。
なるほど、牛骨感を出すために、おそらく意図的に、いれているのでしょう。食べ応えをプラスしてくれていますので、これは大ありですね!チャーシュー以外の食感ですね。
らぁ麺屋のさかいさんでの気づき
ラーメン屋さんは流行ると一気にお客さんが増えて、忙しくなり、お客さんに、いろいろ指導してくるお店もあるのですが、さかいさんの雰囲気はそんなことはなく、ゆっくり過ごしてくださいな雰囲気を感じられました。
お客さんが少なかったからなのかもしれませんが、おみせも比較的広く、カウンターの位置も高いので、ゆったりとラーメンを頂くことができました。
北千住駅のらーめん屋さんをイメージしてくださいと言われると、少なくとも5店舗は頭に浮かぶので、北千住はラーメンの激戦区になっていると思います。マタドールのある東口で、新しい味をこれからも発信されていただければなと思いました。ごちそうさまでした。