仮想通貨をやらないことにも危険があると最近気づいた 下層は通過していいものではない

本人は昔から投資はあまりやらず、銀行にお金を溜め込んでおく民族である。というのが私の理解である。株に手を染めると大打撃をくらい、バブルの崩壊で、お金を失った痛手から、現金が一番と考えている。そんなふううなイメージが漠然とある。

まぁ、最近は、若者や派遣社員にあまり給与を払わないだけでなく、正社員ですら、あまりお金を払われないし、そもそも、中間搾取が派遣会社も日常的にも行われ、2次受け、3次受けどころか、7次受け、8次受けなどまでが行われ、元請けが受け取った10万円の仕事が、実際の仕事の担当者が受け取けとる頃には1万円なってしまうという、とんでもないことがまかりとおる日本なので、現金すら溜め込むことすらできない。

そんな社会状況である。

さて、仮想通貨であるけれど、仮想通貨はお金だ。お金=仮想通貨だと、思っていない人がいるかもしれないが、それはあなたの思い込みであり、すでにお金=仮想通貨になっている。どこか一つの国でも仮想通貨に換金ができる状況になってしまうと、それは為替という方式で仮想通貨につながり、結局は、日本円も当然仮想通貨の影響下に入ることになるのである。

このことをきちんと理解していない人がどれほどいるだろうか?

仮想通貨やっていない?というよりも、すでに日本円を持っているだけで、仮想通貨の一端に強制的に入っていると同じことになっているのである。

この点を、きちんと、多くの人は理解しているのだろうか?

仮想通貨をやらないこと、日本円だけを保有することは安全なのだろうか?

私はこれについては、安全ではないと思い込み始めた。もちろん私の意見なので、おとぎ話だと思って読んでほしい。

日本には頭の痛い借金、国債の問題がある。政府の借金だとも言われている。また、アメリカも同様の問題がある。更には、国と国の間でも、借金問題はあちらこちらに転がっている。しかし、日本に至っては、債権国であり、多額のお金を融資している常態だ。つまり、世界的に見れば、借金はたくさんあるが、同時に他の国にたくさんのお金を貸している状態である。

しかしだ、借金は必ず返さなくてはいけないと考えるのは日本人くらいで、他の国は、返せたら返すくらいの感覚でしか考えていない。これが現実だ。

会社として資金を集め、お金を集め、銀行に借り入れを起こし、儲かったらお金を返すけど、会社が倒産したら、出資したやつも当然、まちがったのだから、損をして、当然だ、貸したお前も悪い。というのが、世界的な普通の感覚なのである。

さて、日本に借金があってもいい理由となっている、他の国への貸出であるが、その貸付が恐ろしいのである。日本人的な感覚で考えてはいけないのである。

借金は返さないとはいわない。けれど、借金を返せれば、社会的に信用が失われないなら、どんな手段でもとってもいいよね?と考えるのが世界なのである。

100万円の借金があって、100万円を返すそれが普通だ。この公式は成り立つ。

けれど、1980年の100万円で買えたものと、2020年に100万円で買えたものに違いがあるのであれば、それは同じ100万円を返したことにならないということもきちんと理解せねばならない。

さて、話を仮想通貨に戻すが、仮想通貨の値上がりは、この既存通過の価値の値下がりを意味していることを理解してほしいのだ。

100万円で買える1ビットコインがある、100万円で買える車は1ビットコインでも、今や売ってもらえるだろう。ただし、1ビットコインが100万円なのは今だけだ、仮想通貨は値上がりを続ける、100万円から1000万円になったとしよう、0.1ビットコインで、100万円の車が買えることになるのである。

多分、ここまでで、仮想通貨の問題に気づいた人は大丈夫であろう。しかしだ、大半の人は、株にも危険と手を出していないし、FXにすら手を出していない。日本円が安全だと思い込んでいる。

世界の人が、ビットコインを持っている、けれど日本人はまったくもっていない。そんな状況であれば、ビットコインで車を売らないよ、という選択肢を取れる。そうすれば、問題は起きない。けれど、実際には、ビットコインで車を買える社会を作ろうとしているのが今の流れなのである。

お気づきだろうか?この流れを、危険だと感じられるだろうか?そして、この仕組を、多くの人はやりたいのである。学校を高学歴で卒業し、社会の支配層側にまわっている人たちは、この流れを利用したい状況に入ってしまった。

金融システムの、システム的な問題は、今は起こっていないと、言っているが、本当にそうなのであろうか?知らなかった、わからなかったは、知能犯の常套手段なのである。すでに、大半の知識階層、支配層は、仮想通貨の旨味をしっている。それを知らないのは、下層で通過をさせるだけの、一般人だけなのである。

金持ちが仮想通貨にシフトする一方で、下層では通過している。

この現実が、今起きている。参加しないのはいい。危険なものは避けるべきだ。けれど、来るべき未来を変えようとしている、また、自分こそが支配権を握りたいと考える人達は、とんでもなく多いことは理解しておいたほうがいいのである。

人間は、表向きは人を殺し合う世界大戦をしていないが、金融という世界で、常に戦いは続いている。そして、今起きている戦争もその世界大戦の代理戦争であったりもする。

仮想通貨は、危険だ、けれど、すでに流通しようと、させようとしている流れは、すぐそこまで来ている。それが現実なのだ。

仮想通貨に参加したくないのであれば、仮想通貨を使わせないように動く必要がある。それが、仮想通貨に参加したくない人の本来の行動だ。仮想通貨を所有しないは、仮想通貨をやらないということにはならないのである。

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