今日は運動会なので、お弁当の唐揚げ担当となりました。
唐揚げ担当は毎年のことなので、苦ではないのですが、私がやらなければ行けない理由は、奥様が油を使った料理で揚げ物ができないというそれだけの理由です。
昔、あじフライをお父様が上げているときに、火が上がった瞬間を直接みて、それからトラウマになって火にかけた油の鍋を見るだけでも怖いらしいですが、そもそも、油料理をやりたくないので、そういっているのかもしれません。
まぁまぁ、とはいえ、油で揚げ物を作ることは、一種の芸術だと考える私(笑)は、油料理は大好きなので、問題ありません。
それでは、簡単ではありますが、我が家流の唐揚げの作りを公開しています。
①パックから出す
とりわけ特別なことはしません。最近は、日本産だけではなくブラジル産の鳥も多く出回っています。
あの東日本大震災の原発トラブルで、風評被害なのか、これから被害が出るのかわかりませんが、国産以外の食品のバリエーションが昔よりも増えているきがしますね。
特売、解凍ものでも、できあいの冷凍食品に比べたらまったくもって、あじが全然ちがいますので、気にすること無く、ブラジル産を選びました。
②カッティング
皮やスジをのぞいて、しっかり下処理をしてもしなくても、私は良いと思っています。子供もあまり気にしないので、生き物をいただくのですから、どんな部位でも粗末にすることなくいただいて良いと思っています。
皆様のお口の大きさにちょうど良いサイズに切っていきます。カッティングの大きさは、後にまぶす、小麦粉や片栗粉また味付けの面積に影響しますので、濃い味を優先するのであれば、小さめ、肉汁のジューシーさを重視するのであれば、大きめにカットするといった具合ですね。
③味付けです
醤油大さじ2、酒1、砂糖小さじ半分、そんな感じの目安で、自分流の配分を作って味付けをしましょう。
ショウガをいれるのも良いですね。胡椒もこの段階でいれてもいいでしょう。
唐揚げの味は好みは、人それぞれですので、オリジナルの配分を探すのはとても楽しいところでもあります。
30分くらいつけるのが我が家流です。一晩付けてもいいでしょう。
④油を用意します
我が家では、少しへたってきたティファールの鍋を揚げ物用に利用しています。
揚げるときに、油がこぼれることなく、また鶏肉がまんべんなく揚げられる量の油が入れられるのであれば、鍋は何でも良いと思います。
ティファールは、元々こびりつかない加工がしてあるので、かき揚げを揚げるときでもくっつきにくいので、以外と便利です。
また、油料理が終わったら、すぐ洗ってしまえば、シチューなどと兼用利用できるので、油専用の鍋は特に必要なくなります。
⑤粉を付けていきます
唐揚げの衣は何でできているのか? たぶん唐揚げをやったことが無い人はわからないとは思います。
からっとした唐揚げが好みであれば、100%片栗粉を選んでください。すこしもっちりとした唐揚げが好みであれば、片栗粉多め+小麦粉を混ぜて使用しましょう。
小麦粉だけだと、天ぷらではありませんが、私の好みではないので、やったことはありません。
どうせ捨ててしまうので、パックの空き容器でまぶします。
⑥衣をしっかりとつけました
できるだけ、つけ汁が味付けとしてつくように衣を付けていきます。茶色くなっているところは醤油と粉のバランスがよくまぶせているところです。
衣の方が少ない状態だと、べちょべちょになってしまうのと、味付けが濃すぎるので、左のような状態が、我が家流ではベストな状態です。
⑦揚げていきます
入れてすぐに泡があがり、浮いてくる感じというのが良いです。料理番組だと、温度を具体的に数字であらわしたりしますが、油の状態をみればわかるようになるので、温度をはかる必要はないと思います。
また、ガスやIHの火力と入れる鶏肉の量の多少で、簡単に温度は下がったり上がったりするので、温度を気にするよりは、油の状態を察知できるようになるのが、揚げ物名人になるこつだと思っています。
2分から3分で、揚げる感じにしましょう。低温で長く揚げることもできますが、あまり長く揚げているとジューシーさがなくなります。
⑧揚げ上がり
揚げ上がったら、油をよく切って、魚焼きグリルの上にペーパーを敷いて油をとります。まぁ、ちょうど良くグリルがしたにあるので、我が家ではここであまり油を落とします。
さらに油を落としたい場合は、魚焼きグリルに弱火で火をいれて、落とすという手もあります。ダイエット中などは良いかもしれません。その場合は、揚げ時間を短くしましょう。
⑨盛りつけです
熱をとるために、一時的に皿に避難です。今回は運動家のお弁当になるので、さらに別のペーパーで油をとりました。
⑩運動会仕様
今回は運動会にもっていくので、ランチボックスというかタッパーに入れて出来上がりです。
トマトは奥様しか食べませんが彩りで。
底にはレタスがひいてあります。これも彩りです。