駒形前川さんお店に行くことになった経緯
こんにちは!ボッチグルメともちん旅です!
7月以来うな重を口にしていなかったので、そろそろ鰻が食べたくなり、どこで食べようかと考えていました。その結果、浅草のうなぎ屋さんは過去一度も利用したことがなかったことに気づいて、浅草のうなぎ屋さんをさがしていました。予約できないお店の方が食べログ評価は高かったのですが、混雑で並び、時間が過ぎてしまうのは避けたいとなり、予約できるお店を探したときに、スカイツリーが見え、墨田川沿いにあり、眺めも良く、カップルやファミリーにおすすめのお店、ということで、駒形前川さんに行くこととなりました。
駒形前川さんの場所
浅草駅からも近いだけでなく、スカイツリーと浅草で有名なアサヒビールの泡も見える位置関係にありました。
駒形前川さんの外観
東京の老舗となると、木造ではなく、鉄筋コンクリート造ですよね(笑)
とはいえ、玄関には植物もあり、すごく立派な外観でした。
駒形前川さんの行列
予約枠の空きもあるので、行列ができるような状況にはなっていませんでした。
空いていたという方が正解ですね。
駒形前川さんの内観 雰囲気
漆黒のテーブル、畳、障子、昭和のいい店。そんな感じが随所に感じられました。畳の香りがなんとも落ち着く空間でした。子供の頃に、畳や障子を見たことがあれば、かなりなつかしさを感じれるのではないでしょうか。
また、窓から見えるスカイツリーと墨田川は、やはりすばらしく、この日は曇りでしたが、それでも贅沢な気分を味わうことができました。
玄関には、うなぎの赤ちゃんのアクアリウム(水槽)もあり、すてきな空間になっていました。
駒形前川さんのメニュー
うなぎ料理の専門店ということで、うまきやうざくなどを含め、たくさんのウナギ料理がありました。
詳細は、本家のサイトや食べログなどで掲載されているので、メニューが気になる方はそちらを参照ください。
駒形前川さんのでの今日のご注文
この日は、コース料理にすることはなく、気になった料理を食べることにしました。結果的にはコースを注文した方が、お得感がでるような気もしましたね。
- うな重(肝吸い変更+400円)
- 瓶ビール
- 板わさ
- 二夜の月
頂いたのは上記の品です。
駒形前川さんのレビューです
✅味:3.9
✅雰囲気:4.3
✅サービス:3.3
✅コスパ:3.0
✅酒・飲み物:3.2
✅総合:3.54
うな重に関しては、前川さんの特徴がすごく出ていましたね。見た目は、どこにでもあるウナギのかば焼きなのですが、タレが薄いのです。人によっては、味が薄くておいしくないと感じてしまうかもしれないくらいの、薄さです。ところが、これは、逆に言うと、タレの味ではなく、うなぎ本来の味を楽しむ仕掛けなのでしょう。一口目こそ、味が薄いと感じるものの、二口、三口と、食べすすめるうちに、うなぎの本来の味がわかってきます。ウナギという魚本来の味が、よくわかってきました。
今回は、ノーマルな養殖ウナギでしたが、ブランドうなぎを選択したときにこそ、この薄味の意味が際立ってくると思います。次に、前川さんに来るときは、間違いなく、ブランドうなぎを食べたくなる、味付けでしたね。
前川さんで粋だなと思ったお菓子は、二夜の月ですね。こちらは、800円となっていますが、なんとも風流な作品だと思いました。
正直なところ、簡単に手はだせないと思いますが、とてもかわいらしいゼラチンの甘味でした。
お店の評価ポイントとダメなところ
前川さんのダメなところを書こうとすると、お値段がそれなりにするので、そこがなかなか行けない理由になってしまいそうですが、お部屋の眺め、場所代を考えると、果たして高いかというところだと思います。浅草であり、スカイツリーと墨田川が眺められるロケーションで、うなぎを頂く。価格に見合っているかなとも思えます。
また、板わさも1000円で4切れだったのですが、さらに半分に切っても良いくらいの厚さなので、食感を楽しむために、このサイズにしているとも思えます。
部屋も席と席の間隔があり、無理にお客さんを敷き詰めようとしていないところも、価格に上乗せしていると思うと、それらはダメではなく、理由があっての価格と割り切れるのではないかなと思います。
どんな人がおすすめか(利用シーン)
浅草という日本の有数な観光地で、うなぎを頂くという、ありがたいことを経験したい、カップル、夫婦がベストマッチかなと思います。
ファミリーは騒がしくなってしまうのは雰囲気的によくないので、避けた方が良い気がしました。浅草なので、外国人の方も多くいらっしゃってました。
ボッチチェック
🟩ボッチで行列に並べたか
🟩ボッチが落ち着くカウンターがあるか
🟩ボッチが注文しやすいタッチパネルがあるか
🟩食券制で注文にコミュケーション不要か
🟩ボッチが注文しやすいハーフメニューがあるか
🟩マスターと会話があったか
🟩常連さんとボッチの絡みが想定されるか
🟩集団客からボッチへの視線が気になったか
🟩スマホ充電は利用できるか
🟩WiFiがあったか
今回はボッチではなく、つれがいたのですが、やはりボッチは厳しいかなと感じました。観光客や夫婦、カップルが多いので、うなぎをメインにいただくのであれば、味を愉しむお店に、行った方が良いなと私は感じました。
今行くべき理由
玄関に水槽があり、そこにうなぎの赤ちゃんが展示されていましたので、これを見てみたいという方は、今しかないということで、今行くべきかなと感じました。
駒形前川さんの公式サイト
駒形前川さんの食べログページはこちら!
今回の経験から人生の教訓
最近の平均的なうな重の価格は3000円程度かなと思います、前川さんは特選の国産養殖ウナギでも5900円と倍でした。
近所の通いなれた場所でのうな重、これもとてもおいしいかなと思います。しかし、時には浅草という観光地で、一流のうな重を頂くといことは、何かしら大きなパワーを頂く、という意味で、価値があると感じました。
お金を節約することも大事ですが、お金を使うことも大事です。自分が豊かであることを認識するためには、本当に食べたいものを食べることが一番だと思います。
人はモノの所有価値よりも、経験価値の方が、幸福度が高いという調査結果があるそうです。そう考えてみると、浅草の老舗うなぎ専門店、駒形前川さんで、長い歴史を感じながら、伝統のうな重をいただくというのは、とてもよい経験だなと感じました。
この味をしっかりと焼き付け、今後のうな重を食べるときの、指標として、利用できるのではないかなと思いました。とってもおいしかったです。
どろっくさが天然の証という記載もありましたが、食べすすめるとどろっ臭さが良くなってくるの意味が、分かってきた気がします。
ごちそうさまでした。