Antminer Z9 Miniを買いたいないぁと、5月上旬には思っていたのですが、ビットコインキャッシュに換金した後、下落相場が来てしまい、放置していたら、Antminer Z9を買えないくらいに仮想通貨市場が冷え切ってしまいました（笑
もちろん、購入をためらった理由は、これだけではなく、既に自宅の電力使用が限界に達しており、電子レンジやインバーターエアコンはまだ利用できるものの、IHのホットプレートを使うと、ブレーカーが落ちる状況になっており、購入を断念せざるを得ない状況が生まれているからです。
また、このAntminer Z9 Miniが出ることで、Equihash 勢のASIC対抗措置の検討が始まってしまい、Antminer X3のような状況になろうとしていることも、購入をためらっている原因です。
そうこうしているうちに、6月販売分が売り切れ、すでに8月末発送分しか残っていません。
このAntminer Z9 miniの特徴は、なんといっても、発熱量が300Wで電気代が安いこと、Noise Levelが65dbで、ASICマシンにありがちな爆音が抑制されていることで、一般家庭のマイナーでも、所有しやすいことがあげられます。
もし初めてマイニングをするのなら、Antminer Z9 miniを買うというのは、現状ありかなぁと思います。
ASICマシンを買う上で大事なことは、爆音に耐えられるか、短期的に利益がでるかどこで売却するか、長期的に利益がでるか、電気代はどうするか、あたりかと思います。
長期保有を考えるなら、ビットコインやイーサリアムなど有名通貨をマイニングする機材を検討すべきであるし、短期での利益を目指すのであれば、新しいアルゴリズムに対応したマシンでかつ、売りタイミングを判断することでしょうか。といっても、日本にはなんちゃってマイナーは少ないので、ヤフオクで利益を求めようとしても買い手が少ないのが現状です。
私自身は、Antminer Z9 miniの購入は、このまま見送ることになりそうです。