仮想通貨にはパワーバランスを覆す可能性がある

ジンバブエ政府は仮想通貨を恐れている

上記の記事では、ジンバブエとあるが、私自身も個人的には、仮想通貨の未来を感じつつも、それが実現したときには、いまのままだと怖いものだと感じた。

既に持っているもの、そうでないものとの差が如実に表れる。

もし今、取り引きに既存通貨は全部使えないものとなり、仮想通貨しか使えないとなった瞬間どうなるのだろう?

多くの人は、仮想通貨に参加していないのだから、大混乱に陥ることは間違いない。戦争すら起きてしまうかもしれない。

そのくらいの影響を与えるものである。

各国が、規制をするのは、まさに当然であると思っている。マネーロンダリングなどが、その問題の中心のように書かれることもあるけれども、本当の脅威は、そこではないと私は思う。

どんな社会変化を起こすか見えない。

そこが、脅威なのである。すでに、生まれた時から資産家の家に生まれ、裕福な生活を送ってきた人間であれば、それを失うことを恐れるのである。

貧しい家庭に生まれ、失うものなどほとんどない、あるいは、本当の幸せとは何かを知るモノであれば、仮想通貨がどうなろうが気にもならないが、そうでない既存通貨での裕福な人が多いだろう。

この世の中の豊かさとは、そのくらい危ういもので、不平等に存在していることが、仮想通貨を問題視する声から見えてくると、私は感じている。

資本主義とは、お金というものがあるせいで、働かざるを得ない世界を作り上げているのは、間違いない。

お金を得るために働くことは、どう考えても奴隷制度である。それを当たり前にやっていることに、気づくべき時でもある。

そもそも太陽という無限のエネルギーが空から注がれ、植物を育て、生成された雲は雨を降らせ、豊かな水をつくり、海にはたくさんの魚が育つという、無料で生きられる世界が、地球には存在するというのに、税金制度や信用創造(利息)という鎖で、人間をしばりつけ、奴隷にしている、近代の資本主義は、やはり問題だと、私は感じている。

そこが、今一度リセットされることで、どうなるか?

やはり、既存通貨の金持ち程、恐れるだろう。

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