ビットコインのマイニングを一昨日始めたばかりのような私は、知りもしなかったのですが、今日から、ビットコイン・キャッシュのイベントが日本で行われるようです。
チケットについては、すでにソールドアウトということで、仮想通貨はぜんぜん終わっていないという印象が私にはやはり残ります。
しかし、このイベント、スピーカーはすべて日本人以外というのが、すごく気になります。
聞くところによると、仮想通貨の90%以上は中国人あるいは中国企業が保有しているということで、このような活動には、ジャパンマネーを取り込みたいという意図があるように、見ることができると私は思います。これはあくまで、私の想像ですが、布教活動のような印象です。つまり宣伝です。
仮想通貨は、すでに何種類どころか、74種類もあるとのことです。顧客の取り合いが既に始まっており、私には、どうにかしてジャパンマネーを取り込みたいという、意図があるように思えます。インターネットのドメインの販売のような印象ですね。
それに簡単にはのらないのが日本人です。江戸時代の鎖国の歴史があるように、このようなイベントがあっても簡単にはのまれないでしょう。
ただ、このような意図が背景にあることを感じていても、私は、なおさら仮想通貨に興味が湧くのは、結局、最後は日本人も取り込まれるのが歴史だからです。
鎖国をして、外国の支配を追い払ってはみたものの、結局は太平洋戦争に追い込まれ、丸裸にされたという日本ですから、どんなに抵抗しようが、結局は勝てない。だったら、先に取り込まれようという考え方もあるかと思います。
インターネットも結局は、当たり前の社会になりました。
仮想通貨を嫌がったところで、仮想通貨でしか販売されないものが登場したりしたら、仮想通貨が嫌でも選択の余地がないのです。そして、そのようにもコントロールできるのが、巨大資本であったり、資本主義の恐ろしいところです。
自分に利益がないうちは、参加しない経営者・事業者・政府も、いつのまにか取り込まれ、自分に利益を生むようになれば、手のひらを返したように、逆に布教活動を担うようになる。それが、歴史です。
そういった意味で、私は、仮想通貨に興味を持ちました。
今後も、だれも参加しないということであれば、おそらくはなくなる技術でしょうが、そのようになるとは今のところ感じません。今は、よくわからない仮想通貨ですが、おそらくどこかで当たり前のレベルに持っていかれ、だれもが、普通に利用するようなものになる予感が強くあります。
読んでいただき、ありがとうございました。